柳楽優弥主演の金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の最終話が12月20日に放送。家族の絆は変わらず、それぞれの道へ進む姿が描かれ、X(旧Twitter)では「最高のドラマ」「余韻がすごい」といった投稿が相次ぎ、トレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)
同作は、柳楽演じる市役所で働く平凡で真面目な優しい青年・小森洸人(こもり・ひろと)と、坂東龍汰演じる自閉スペクトラム症の美路人(みちと)の兄弟が、突然現れた「ライオン」と名乗る謎の男の子との出会いをきっかけに“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンス。
完全オリジナルストーリーで描かれ、温かなヒューマンドラマと、先が読めないスリリングなサスペンス展開が心地よく絡み合っていく。
柳楽、坂東、佐藤の他、齋藤飛鳥、柿澤勇人、入山法子、岡崎体育、尾崎匠海(INI)、平井まさあき(男性ブランコ)、森優作、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理ら個性豊かなキャストが出演している。
洸人が突然いなくなった。不安で落ち着かない美路人はライオン(佐藤)と愛生(尾野真千子)と共に探し回るが、どこにも洸人の姿はなかった。自分のことが面倒くさくなった、嫌いになったから家を出て行ったのではないかと考える美路人を「一人になりたいこともある」となだめる愛生。
一方、洸人は東京にいた。あてもなく歩くうち、子どもの頃から美路人を中心に回っていたさまざまな思い出が脳裏をよぎる。すると、洸人のもとに一本の電話が鳴る。相手は記者の楓だった。洸人は楓にいろいろと考えているうちに通っていた大学に来ていたと話すと、「やり残したことがあるなら挑戦したらいいんじゃないか」とアドバイスを貰う。そんな楓の言葉も頭に巡りながら家路に着く洸人。
そんな中、美路人が参加していた千人画廊の絵が完成し、4人で見に行くことに。迫力ある3匹のライオンが描かれた壁画を見て「すごい」と興奮するライオンと愛生と洸人。しかし、記念に撮影しようとすると美路人は「違います」と写真を拒んでしまう。
その日の夜、洸人は愛生に自身の悩みを打ち明ける。人を感動させるような絵を描ける美路人と、何も持っていない自分を比較し、何か見つけたいと話す洸人。思いがすれ違う洸人と美路人を見て、愛生は「思いはちゃんと言葉にしないと」とアドバイスを残す。
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