後日、貞本(岡崎)の結婚10周年パーティに招待された洸人と美路人とライオン。祝福のムードで楽しむ中、急きょお祝いのメッセージを洸人が話すことに。祝福の言葉とともに洸人はその場を借りて美路人へ思いを伝える。美路人が大好きなこと、心から尊敬していること、頼りにしていることなどぽつりぽつりと言葉を紡ぎ「ありがとう」と感謝を伝える洸人。美路人は、洸人の言葉をしっかりと受け止めていた。
その後、美路人が描いた千人画廊の絵を見に来た3人。美路人の絵はまだ完成しておらず、最後に自由に飛び回るウミネコを描いていく。そんな中、洸人は美路人に東京の大学に再入学したいことを打ち明ける。洸人は美路人の絵に背中を押されたのだった。一方、洸人の胸の内を聞いた美路人は寂しさを感じつつも兄を応援することに。「どこにいても同じプライド(=家族)の仲間です」と目に涙を浮かべ笑顔を見せる。
洸人の決心を受け、美路人もシェアホームへの入居に挑戦しようとしていた。それぞれ別の道を歩みつつ、離れていても家族として進むことを決めた洸人と美路人。そんな中、洸人は大学卒業後に本に携わる仕事に就き、美路人の画集を出版する夢を持っていた。
洸人とライオンと美路人、そして愛生の4人は新しい道へ。たとえ別々の場所で生活をしていたとしてもプライドなのは変わらない。必ず帰ってくる家を背に「またね」と再会の希望を残して、それぞれが新たな環境に期待と不安を抱きつつ一歩前に進んでいくのだった。
家族の絆は変わらず、それぞれの道へ進みはじめて幕を閉じた最終話。視聴者からは「ほんとにいいドラマだった!」「見直したい」「とても良かった…」「最高のドラマ」「余韻をまだまだ引きずってます」「余韻がすごい」といった投稿が相次ぎ、Xではトレンド入りを果たした。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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