趣里が主演を務めるドラマ「モンスター」(毎週月曜夜10:00-10:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)が12月23日(月)の放送で最終回を迎える。趣里、SixTONES・ジェシー、古田新太がそろってクランクアップを迎え、クランクアップ時の様子とコメントが到着した。
本作は、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体のしれないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が主人公。時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメントだ。
物語の本質を見抜き、独自の解釈のもと裁判を掻き回す型破りな“モンスター”だからこそ、人間が訳もなく悪意に満ちてしまう、“モンスター”になる瞬間を見逃さず、冷静に事件を解決に導き、周囲の価値観を覆しながら影響を与えていく。
亮子に振り回される東大法学部卒の若手弁護士・杉浦義弘をジェシー(SixTONES)、失踪中の亮子の父・粒来春明を古田新太、亮子と杉浦が所属する法律事務所の所長・大草圭子をYOUが演じる。
4カ月間にわたり座長として現場を引っ張ってきた主演の趣里は、「気づいたら終わったなという感じです」と撮影を振り返り、「このお仕事って、“自分との闘い”という部分もあって、孤独だなって感じることもあるのですが、この現場に来ると、みんな優しくて、温かくて…。すごく居心地のいい現場で、そのままで居させていただきました」と、リーガルドラマならではの膨大かつ難解な専門用語を抱えながらも、現場では終始リラックスしながら撮影に臨んでいたことを明かした。
一方で、そのせりふの量と長さに驚き、「クランクインする前日まで降りようかな…と思ってたくらい」と冗談めいたカミングアウトで現場を笑わせたのは、趣里演じる亮子に振り回されながらも、いつしかバディとして亮子の良き理解者になった杉浦役のジェシー。「家では完璧だったのに、初日の撮影では、ほぼ助監督さんに横からせりふを言われながらで…」と撮影初日を思い返して笑いを誘うも、最後は「趣里さんが座長で本当によかったです。たくさん助けられました」と、約4カ月間苦楽をともにした趣里の労をねぎらった。
そして、スタッフの「オールアップです!」の掛け声にすぐさま反応し、感動の涙をぬぐう芝居で現場を盛り上げたのは、趣里演じる神波亮子の父親で、ときに亮子の前に立ちはだかる最強弁護士・粒来を演じた古田。監督から花束を渡されると再び、こみ上げる感情を抑えきれないといった表情を見せ、そんなサービス精神旺盛なベテラン俳優の姿にスタッフからは笑いが巻き起こり、SNSで「本当の親子に見える」と評されるほど似たもの親子を見事に演じた趣里からも思わず笑顔が。ジェシーも「ティッシュあります?ティッシュ!」とスタッフに声をかける仕草を見せて盛り上げた。
さらに、クランクアップのコメントを求められた古田は「本当にいいスタッフ、キャストに恵まれて…(涙)」と続け、最後は茶目っ気たっぷりに「これからも!一歩一歩、上達を目指して頑張っていきたいと思いま~す!(笑)ありがとうございました!」とコメント。さらに、すでにクランクアップしていた宇野祥平、音月桂、中川翼が駆けつけるサプライズもあり、現場は笑顔あふれる和やかな空気で幕を閉じた。
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