<ドラゴンボールDAIMA>「摩訶不思議アドベンチャーは共通言語なのか!」懐かしい主題歌とアラレちゃんの挨拶に鳥山明ファン歓喜

2024/12/23 18:45 配信

アニメ レビュー

「ドラゴンボールDAIMA」第11話が放送(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション

アニメ「ドラゴンボールDAIMA」(毎週金曜夜11:40-0:10ほか、フジテレビ系/ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第11話「デンセツ」が12月20日に放送された。今話では、新たな魔人ドゥー(CV.落合福嗣)とベジータ(CV.三野雄大)がタマガミと戦闘開始。鳥山明ワールド全開の懐かしネタ2連発と、ベジータを襲った驚愕の展開に、視聴者は終始ドキドキワクワクさせられっぱなしとなった。(以降、ネタバレが含まれます)

ネバが口ずさんだのはまさかの初代主題歌


悟空(CV.野沢雅子)たちの前に突然姿を現した伝説のナメック人、ネバ(CV.中博史)。グロリオ(CV.内山昂輝)がドラゴンボールを持っていることに気づいたネバは、初代「ドラゴンボール」の主題歌「摩訶不思議アドベンチャー!」を楽しげに歌い出す。しかし、ピッコロ(CV.山口智広)はネバがわざととぼけてみせており、ネバの狙いが悟空たちにドラゴンボールを集めさせることにあったと見抜く。

ネバが口ずさむ懐かしい主題歌に視聴者は大興奮。SNSで「何故その歌を知ってんだ」「まさかの無印主題歌」「摩訶不思議アドベンチャーは共通言語なのか!」など即座に反応していた。一方で、「これネバが自分の願いを叶えようとするんじゃ…意外と計算高い男なのかも」「ネバやっぱり怪しいけどどうなんだろう…」とネバを怪しむ声も見られた。

「ドラゴンボールDAIMA」第11話より(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション


クウとドゥーの仲良しぶりに視聴者もほっこり


懐かしのネタはこれにとどまらず、ドクター・アリンス(CV.日笠陽子)と大魔女マーバ(CV.堀越真己)が新たな魔人ドゥーを生み出すくだりでは、ドゥーが「んちゃー!」と元気に挨拶。アリンスたちは呆気にとられるが、つい「んちゃ!」と返してしまう。魔人ブウの面影を強く残した、ずんぐりむっくりした体型のドゥー。チョコが食べたいとねだる姿もブウを彷彿させる。

弟ができたと喜ぶクウ(CV.関智一)は、ドゥーのためにコンビニでチョコを買ってくるが、自分の手まで食いつかれあわてて弟をたしなめる。「Dr.スランプ アラレちゃん」でおなじみの挨拶や、ドゥーとクウの仲良しぶりに視聴者もほっこり。「まさかの魔人ドゥーのネタがアラレちゃんとか鳥山さんありがとう」「魔人兄弟なんかいいな」「クウ兄ちゃん呼びしててかわいい」など、SNSのコメントからも反響の大きさが見てとれた。

タマガミと交戦中のベジータを海の怪物が急襲


ドゥーがタマガミ・ナンバー・ワン(CV.高橋広樹)と互角の戦いを繰り広げるかたわら、ベジータはタマガミ・ナンバー・ツー(CV.梅津秀行)に宣戦布告。軽い身ごなしと衝撃波やパンチによる攻撃でタマガミと渡り合うが、顔を傷つけられ、吹き飛ばされて海へ落下。そこへ海の怪物クラーケンが襲いかかり、ベジータを飲み込んでしまう。

ベジータを襲った衝撃的な展開に、SNSには「クラーケンの方がベジータより強いのか…」「おぉいベジータ!!なにしてんねん!」「ベ、ベジーター!?」と驚きの声が殺到。また、ピンチを脱するため、「これは変身の流れ」と、ベジータが超サイヤ人に変身することを期待するコメントも見られた。

一方で、クウとは比べ物にならないドゥーの善戦ぶりに、「凄いな!センスだけで戦ってる感じでいいな」「強さ的にはタマガミ・ナンバー・ワンと互角か?」「まだ力の使い方がわからない、子どものような戦い方で、そのうち手に負えないすごいやつになりそう」と感心する視聴者も。同時に展開する2つの戦いから目が離せない様子だった。

◆文=帆刈理恵(スタジオエクレア)

「ドラゴンボールDAIMA」第11話より(C)バード・スタジオ/集英社・東映アニメーション