ーーお互いに、こんな父親や息子がいたらいかがでしょうか? 共演してみて感じたことはありますか?
松平:家重は最初父である吉宗に反発していて、心の距離はだいぶ離れています。それが事件を経てお互い打ち解けていくのですが、西畑さんは最初から最後までずっと礼儀正しく、さわやかな青年でしたよ。
西畑:もし松平さんが父親だったらめちゃめちゃ自慢しまくると思います。すごくびっくりしたのが、殺陣とそれを覚えるスピード。20以上も手(=動作)がある長めの殺陣で、2~3回流れを見て確認したら即、本番なんです。どうやって覚えてるの!?と驚きました。しかもひとつひとつの所作も美しくて…。自慢の父ですね。
あとは、松平さんの周りに漂っているオーラがすごく優しくて、とても安心感をいただいていました。大変なシーンも松平さんがいらっしゃると安心して撮影に臨めたので、話していなくても分かる現場を和ませる力も、共演してとても感じました。
ーー若い世代に向けてアピールしたい「新・暴れん坊将軍」の魅力を教えてください。
西畑:跡継ぎ問題はもちろん、現代で起きている社会問題をも盛り込んだ風刺的なストーリーになっているので、若い世代が見ても楽しんでいただける内容だと思います。あとは、何と言っても上様がかっこいい! 近くで見ていたからわかるのですが、迫力は段違いです。おめでたい新年にピッタリの作品だと思うので、家族全員で楽しんでいただけたらと。
松平:お子さんからご年配の方まで、誰が見ても楽しめる作品になっていると思います。
ーー最後に、2024年を振り返り、今年の漢字を発表してください。
松平:今年は“喜”ですね。1年を振り返ってみて本当に忙しい年だったのですが、皆さんにたくさん喜んでいただいた、笑顔になっていただいたイメージがあります。
西畑:僕は“初”です。まげ姿も殺陣も、この「新・暴れん坊将軍」で初めて経験させていただきましたし、グループとしては初めてアジアツアーに挑戦でき、初めてのことが多かった1年でした。
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