お笑いコンビ・ライセンスの井本貴史、藤原一裕をはじめ、フリーアナウンサーの塩尻奈都子や歌手の中尾諭介がスタジオメンバーとして出演するスポーツ応援ドキュメンタリー番組「がむしゃら」(毎週木曜夜11:00-11:30、BS松竹東急[全番組無料放送・BS260ch])。12月26日(木)には第140回が放送される。本記事では、野球チーム「横浜ファイターズ」の活動に追った第140回の内容や見どころについて紹介していく。
2024年最後となる「がむしゃら」では、“生涯現役!元気いっぱいの野球チーム”として、「横浜ファイターズ 古希」のチームに密着。若者顔負けのボールさばきで練習するおじいさんたちのチームは、60歳以上の“還暦”、70歳以上の“古稀”、75歳以上の“G(グランド)古稀”、80歳以上の“傘寿”の4つのチームに分かれており、決まった練習日は週に2日。しかし、週末の練習試合などで多い時には週に5日ほど活動しているという。そして、「横浜ファイターズ 古希」は神奈川県代表として全国大会への進出が決定している強豪チームでもあるのだ。
実際に同チームの練習風景では、70歳を超えているとは思えないほどの鋭い打球を飛ばし、しっかりとした足取りでボールを追いかけるおじいさんたちの元気な姿が。フリーバッティングでは“柵越え”をする選手も映し出され、スタジオの藤原も「わーすごい!」と驚愕。チームには昭和9年生まれで90歳を超え、20年以上このチームに所属しながらセカンドとして活躍している“強者”選手も見られた。
そんな中、“最も活力のある元気な選手”としてチームメイトが推薦するのは、80歳の小澤さん。小学生から野球をしているという小澤さんは、退職をきっかけに同チームに入団し、現在4つすべてのチームに所属しながら1週間に4試合をこなすこともあるという。そんな小澤さんは“元気の秘訣”について、「よく寝て良く食べて、動いて汗かく」と語っていた。
同番組では、そんな小澤さんの秘訣がよく表れている1日に密着。朝8時、午前中は野球関係の事務処理をするという小澤さん。所属する4つのチームの試合結果や各選手の個人成績などを記録に残し、ニュースとして発信しているそうだ。ハードな練習や試合の中、事務作業をする理由は、“みんなが自分の成績を見ながら頑張ってほしい”と話し、優しさを覗かせていた。
そして午後になると、毎日通っているという“ジム”に向かった小澤さん。ランニングおよそ2キロをハイペースで走り切ると、器具を使用しての筋トレに精を出す。その妥協しない姿にジムの巡回トレーナーも、“こういう歳の重ね方をしたい”と感心した様子。小澤さんはジムに通うことで、80歳になっても遠投などの野球の技術面が伸びてきていると実感しているようだった。
スタジオでは、そんな小澤さんに対して「青汁、にんにく卵黄…全部CM来るんちゃう?」「野球が好きという気持ちを続けていることがスゴイ」など感心の声が上がっていた。
そしていよいよ、「横浜ファイターズ 古希」が出場する全国大会、いわゆる“おじいさんたちの甲子園”が開催された。64チーム2000人が集まる全国大会で、2番キャッチャーを任され出場した小澤さんは、はたして活躍することができるのか。また、同チームは勝利を収めることができるのかにも注目だ。
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