ももクロ、恒例の冬ライブ“ももクリ”開催 冬曲やクリスマスソング、レア曲にモノノフは大盛り上がり

2024/12/23 11:53 配信

音楽 アイドル

ももいろクローバーZが冬恒例のクリスマスライブ「ももいろクリスマス」を開催(C)キングレコード

ももいろクローバーZが12月21日、22日に冬恒例のクリスマスライブ「ももいろクリスマス(通称:ももクリ)」を埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催。この記事では、モノノフ(ももクロファンの呼称)と共に盛り上がった、「ABEMA PPV(アベマ ペイパービュー)」で独占生配信されたDAY2の模様をリポートする。

モノノフの大歓声が上がる中、“ももクリ”開幕


オープニング映像で幕を開けた“ももクリ”。ドラマ仕立てのストーリーで、百田夏菜子玉井詩織佐々木彩夏高城れにがカフェで今回の“ももクリ”のアイデア会議を行っているシーンからスタート。結局、良いアイデアは生まれず、宿題として持ち帰ることに。1人1人帰路につく中で、それぞれが2024年の“ももクリ”を構成するキーワードにたどり着く。

だが、気付くと4人は故障したエレベーター内に閉じ込められていた。そして“22”というボタンを押し、“ももクリ”DAY2当日の12月22日へとタイムリープしてくるという設定。実際にステージ中央に設置されたエレベーターが光り輝き、扉が開くと、キラキラ感のある華やかなメンバーカラーの衣装をまとった4人がエレベーターを降りてステージに登場する。

4色のペンライトで埋め尽くされた会場から、モノノフの大歓声が上がる中、1曲目は「WE ARE BORN」。“ももクリ”としては意外な選曲での幕開けに。

2曲目の「MONONOFU NIPPON feat. 布袋寅泰」では7人のサンタ姿の女性ダンサーも加わり、派手な照明と火柱の演出にもあおられて、コールが爆発。新たな“ももクリ”の始まりを予感させる冒頭2曲で、会場のテンションは一気に高まっていく。

ここで早速、最初のMCパートへ。4人それぞれの自己紹介を経て、今回の“ももクリ”のテーマやオープニング映像についてコメント。さらに、今回の演出の目玉でもあるライブグッズ「4Dコントロールライト」の説明も。

春に行われた玉井のソロコンサートでも採用されていた、ペンライトの色を制御する演出が組み込まれており、実際に会場を赤一色、黄色一色、ピンク一色、紫一色に染めるテストを行った後、4色をランダムに高速変化させたり、虹色に高速変化させたりすると、会場からは驚きと感嘆の声が上がった。

玉井詩織がソロパートの口火を切る


続いては、コールレクチャー動画を事前に公開して挑んだ、5月リリースの最新アルバム『イドラ』収録曲「桃照桃神(モモテラスモモミカミ)」へ。レーザーや制御ライトが美しく光り輝く中、インパクトのある漢字の熟語や単語の歌詞がステージ後方のLEDビジョンに次々と表示されると、モノノフも覚えたてのコールで応えていく。

ステージ上がスモークに包まれ、ドラの音で曲が終わると大歓声が上がり、ももクロの新アンセム誕生を予感させるようなパフォーマンスに。

続いて、玉井が全編英語詞のソロ曲「Spicy Girl」を歌唱。2024年はグループ史上初めてメンバー4人全員がソロコンサートを開催しており、“ももクリ”にもソロパートが組み込まれるのは納得の演出。まずは玉井がその口火を切った形だ。ここで、制御ライトやレーザーなど<光>の演出に拘った最初のブロックが終了。玉井がエレベーターの中に戻ると、再び映像パートが進んでいく。

冬恒例のクリスマスライブ「ももいろクリスマス」を開催したももいろクローバーZ(C)キングレコード