モーニング娘。’24の櫻井梨央が12月23日に都内で2nd写真集「natural-ly」(オデッセー出版)の発売記念イベントの記者会見に登壇。サイン本をラジオ番組で共演する明石家さんまに渡すべきがどうか、迷っていることを告白した。
自身2冊目となる同写真集は、三重県多気町のリゾート施設・VISON[ヴィソン]と鳥羽市の鳥羽水族館での撮り下ろし。タイトルの「natural-ly」(なちゅらいりー)は「ナチュラル」と自身のニックネーム「らいりー」を掛けたもので、「三重県の自然いっぱいの中でナチュラルな私がたくさん。自然体の私を楽しんでいただける一冊になっています」とにっこり。
鳥羽水族館は櫻井の希望で決まったロケ地でもあり、念願のラッコ“キラ”と“メイ”に会って大感動。カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を鑑賞するリラックスした表情や、VISONでの自然風景とのショット、ライトアップショーやイルミネーションで飾られた夜の街での幻想的なロケーションなどが収められている。
そんな中でお気に入りとして挙げたのは、VISON内にある「カタチミュージアム」で撮ったポニーテールの横顔ショット。「私、普段からハーフアップやポニーテールといった高めに上げたヘアスタイルが多くて、ファンの皆さんも髪の毛上げてるのがすごい好きと言ってくださるので、私らしさを出しつつ。建築物が好きというのもあって、ミュージアムの博物館っぽいところでも私らしさを出せたかなと思います。何よりこの横顔がお気に入りです」と理由を明かす。
また、「今日の衣装も自前の私服コーデ」というこだわりのファッションにも言及し、「今回、私が好きそうなお洋服をたくさん選んでいただいたので、そこにも注目してほしいです」とアピールした。
櫻井は6月からMBSラジオ番組「MBSヤングタウン土曜日」にレギュラー出演し、パーソナリティーの明石家さんまと共演中。番組にはハロー！プロジェクトメンバー、OGメンバーもゲスト出演し、発売した写真集のサイン本をさんまにプレゼントするのが恒例になっている。
しかし、さんまは性分的にサイン入りでもらったものは捨てることができず、先日の収録では「量も多くなって、家で保管するのが難しい」と遠回しに言われてしまったそう。そんな状況に櫻井は、「でもやっぱり毎週お世話になっていますし、一旦サインは書かずに、お見せして、もし持ち帰っていただけるのであればサインを書いてお渡ししたい」と、気持ちを告白。
「さんまさん、すごくお優しい方なので、家で保管してくださっているんですよね。それを聞いてうれしく思いつつ、だからこそ気を遣わせたくないなと思っていて。ちょっと検討中です」と、複雑な胸中を打ち明ける。
一方、さんまとのラジオは「楽しい」と笑顔で答える。「最初の方はさんまさんとお話をさせていただくのがもう緊張でドキドキが止まらなくて。大丈夫かな、今日はしゃべれるかな、と思いながら収録に向かっていたんですけど、最近は緊張せずに楽しくできるようになってきました。自然体の、それこそ“なちゅらいりー”に」と笑顔で語る。
「さんまさんは温かく受け止めてくださる方なので、私もあまり閉じこもらずに、ストレートに思っていることをお話できるようになりたい。そういう風に思えてきたのは成長だなと思います」と、自身を振り返った。
◆取材・文＝鈴木康道
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