大ブレイクのお笑いコンビ・マユリカ「いままでで一番スピード感のあった1年だった」、初の単独冠番組について語りつくす

2024/12/27 08:30 配信

バラエティー インタビュー

マユリカ(写真左から阪本、中谷)初の単独冠番組となる「マユリカの東京友錠生活」が12月28日(土)放送 撮影=宮川朋久

2024年、快進撃を続けてきたお笑いコンビ・マユリカ(中谷阪本)の初の単独冠番組「マユリカの東京友錠生活」が12月28日(土)に放送決定(CS放送 映画・チャンネルNECO、23:00~0:30)。3歳からの幼なじみで30年以上の時間を共に過ごしてきた彼らが、お互いの手をリング(手錠)でつながれた状態で共同生活を行う姿を楽しめるバラエティー番組。今回は友錠生活が終わった翌日にマユリカの2人にインタビュー。しんどかったことや新たな発見、また今年の振り返りなどをしてもらいました。


「マユリカの東京友錠生活」(C)日活・チャンネルNECO

手錠につながれ、24時間カメラ回しっぱなし


――友錠(ゆうじょう)生活、おつかれさまでした!

中谷:ありがとうございます。でもずっと一緒だったのにまた今日もこうして会うとは…。

阪本:それはこっちのセリフです。でも終わってよかったです。

――最初に企画を聞いたときはいかがでした?

阪本:特番をやらせてもらえるということで、ありがたいなぁぐらいの感覚やったんですけど、まさかこんなにしんどいなんて。

中谷:軽くとらえていましたね。手錠につながれると考えたら分かるんですけど、こんなにしんどいかって感じでした。

阪本:ほぼ24時間カメラ回しっぱなしなんで。あまりないですよね、24時間のロケって。

中谷:昔ならあるかもしれないですが、今どきのテレビの番組ではないですよ。それに挑戦したという、本当に過酷な番組でした。

12月28日(土)放送「マユリカの東京友錠生活」より(C)日活・チャンネルNECO


―― 一番しんどかったことは何ですか?

中谷:常にマイクをつけているんですけど、どうしても何かしていると忘れてしまうんですよ。で、ぼそっと話したことが聞かれていて、「これ欲しがっていましたね」みたいに渡されたときに、ずっと見られて聞かれているってことに気づかされて…。それが窮屈でした。

阪本:精神的なもんも大きいですが、物理的な苦痛もありますよ。やっぱり、中谷が隣におるというのが一番キツいというか。ずっと肩が触れ合うくらいの近さなんで、なんか当たるんですよ。

中谷:フフフ(笑)。まぁコンビって新幹線とかでも離れて座るし、なかなか隣り合わせになることもなくて。それを強制的にやらされるのはなかなかでしたね。ピアノの練習では、かなり近づかないと弾けなくなるんでそれも窮屈で。彼女ともしない距離ですよ。

阪本:今、思い出すと全部イヤやったかも。トイレも最悪やったし。

12月28日(土)放送「マユリカの東京友錠生活」より(C)日活・チャンネルNECO

中谷:僕はトイレの回数が多い方で…。でもいつもの家とは違うんで、腸も空気を読んだのかちょっと控えめでした。そこは助かりましたね。

阪本:あと風呂。気持ち悪かった~。素っ裸で密着されて。片方が洗っているときに片方が湯船に浸かるみたいな感じでやり過ごしたんですが、見たくないものが視界に入ってくるんで全くリラックスできなかったです。

中谷:あんな狭いところに2人で入るって親以外とはしたことがほぼないんで、なんでこんなことしてるんやろって思いましたね。なかなかない貴重な経験でした。

撮影=宮川朋久

改めて気づいた相方の「良いところ」とは?


――この生活をして改めて気づいたお互いのいいところを教えてください。

中谷:器用なところは助かりました。僕は利き手が奪われていたんですけど、料理とかを阪本が片手でうまいことやってくれたんで。

阪本:いいところ…いいところ……。

中谷:ちょっとその間、よくないんちゃう? 僕はスッと出たよ。

阪本中谷のいいところ…。まぁ、いいところではないんですけど…。

中谷:あかんやん!

12月28日(土)放送「マユリカの東京友錠生活」より(C)日活・チャンネルNECO

阪本:なんか夜寝る前にエモい話をして相方を泣かせたらポイントが入るみたいなお題があったんですが、そのときはめちゃくちゃコイツと一緒にやっていてよかったと思いました。もう涙の大フィーバーみたいな時間で。

中谷:ちょっと止まらなかったですね。

阪本:最初の1、2回は助かるなって思ったんですけど、だんだん怖なってきて。そこがいいところというか、怖かったところですね。

12月28日(土)放送「マユリカの東京友錠生活」より(C)日活・チャンネルNECO


――お二人は幼なじみということもあり仲がいいというイメージが強いですが、その辺りはどう感じていますか?

中谷:「そう見えてんねんや」という感じです。やめてくれとも思わないし、実はあまり気にしたことはないです。

阪本:裏では話したりしないとか一緒にご飯に行かへんみたいなコンビが多い中、僕らは3歳から一緒なんで、普通に話をしたりご飯に一緒に行けるってだけで。特別仲がいいかって言われたら、他の仕事をされている人の方が同僚と仲がいいはずですよ。

中谷:そうやな。一緒に仕事をしていて休みの日に旅行に行ったりするわけやから。さすがに僕らはそんなことはせぇへんし。

阪本:なんで“仲がいい”って言われることは別に気にしていない感じです。

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