大ブレイクのお笑いコンビ・マユリカ「いままでで一番スピード感のあった1年だった」、初の単独冠番組について語りつくす

2024/12/27 08:30 配信

バラエティー インタビュー


撮影=宮川朋久

大ブレイクのマユリカ、「いままでで一番スピード感のあった1年だった」


――お二人が感じる、自分たちのここがウケているというところはどこですか?

阪本:ラジオ(「マユリカのうなげろりん!!」ラジオ関西Podcast)ですね。

中谷:よくも悪くも他とは被っていないと思うんですよ。よく街で声をかけてくれる人も、ラジオ聞いている人が多いんで。

阪本:でもそんなラジオも別に何も考えずにやっているんですよ。ありのままというか。展望もないし、なりゆき任せで。

中谷:それを面白いと思ってくれている人が増えているのがうれしいです。僕らのそのままを楽しんでもらえているんで。

――2023年のM-1グランプリ以降、2024年は「マユリカとおねだりフルーツジッパー」(テレビ朝日系)や「お笑い4コマパーティー ロロロロ」(中京テレビ)などテレビでの活躍も多かったですが、改めて振り返ってみていかがでしたか?

中谷:スピード感が一番あった1年でした。僕ら14年目なんですけど、ここまで早かったのは初めてかも。その代わりどっか旅行に行くとかはできなかった1年でした。

阪本:今までで一番、「もうM-1始まるの?」って思いました。この前、終わったばっかりという感覚だったんで、あっという間だった気がします。いろいろやらせていただいているうちに1年が終わったというか。

中谷:ありがたいことに僕らを番組で…と思ってくださる人が増えたというのが一番の変化かなと思います。

阪本:それはやっぱり、今年ではないですが東京に出てきたからで。大阪ではいただけない仕事をやらせてもらうことが増えたというか。水たまりから海になったという感じです。

中谷:大阪を水たまりにするなや! ヤバいな。

阪本:出会う人の数も違うし、仕事の幅も増えたし。大阪がそう思われるのはしゃーないかなと。

中谷:ただ日常ではあまり大きな違いはないです。声をかけられる機会は多少増えた気もしますが、そこまでですし。

阪本:フルーツジッパーとイベントをやらせてもらったりすると、9割5分はフルーツジッパーのお客さんなんですよ。そういう人たちにも顔を覚えてもらえたのはありがたいです。

中谷:ちなみにこの1年、振り返ったときにしんどかった仕事のかなり上位にこの番組入っているかも。

阪本:それはあるかもな。体力的にはもっとしんどいロケとかもありましたけど、これはジワジワきたんで。

中谷:陰湿な感じでイヤやった番組です。

撮影=宮川朋久

中谷・阪本の理想は…2人の自然体を出せるラジオ感覚の番組


――2025年はどういう1年にしたいですか?

中谷:現状維持以上がいいなと思います。うまいこと仕事の忙しさはこのままかこれ以上をキープして、あとはプライベートの時間の使い方を上手にできれば。

阪本:こういう番組をもっといただけるようにしたいです。2人だけの番組がすごくありがたかったりするので。僕、人見知りなんですが、実はコイツもいっぱいの芸人がおるところでは気を遣っちゃうみたいでマンキンの自分を出すのが得意ではないみたいなんですよ。なんで、手錠はもうご勘弁という感じですが、こういう2人の空気を出す番組がもっと増えたらと思います。できれば、「うなげろりん!!」の映像版みたいなのが理想というか。2人で面白いことを見つけて、2人で楽しむことができる場ができたらと思います。

中谷:そこに時折、すごく関係性のある同期とかが来てくれて…。みたいな番組が理想ですね。

「マユリカの東京友錠生活」が12月28日に放送(C)日活・チャンネルNECO

――最後に初の単独冠番組「マユリカの東京友錠生活」の見どころを教えてください。

中谷:あまり見たことがない映像が見られると思います。つながれているからこそ起こるシチュエーションがたくさんあると思うので。楽しんで見てください。

阪本:朝起きてから寝るところまでってあまり人に見せることはないので、それが見られるお得感があるかなと思います。あとはやっぱり寝る前の中谷は見てほしいです。そしてその壊れっぷりに闇を感じてください。めっちゃ怖いんで。

中谷:ヒヒヒ(笑)。

阪本:で、ちょっと心配になってもらって。

中谷:今まで出せなかったものがたっぷり出ていると思うんで。ぜひ年末、楽しんでください。

<ヘアメイク=進藤澪燿子>

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