桜田通「重い。軽くは考えられない」宮崎勤元死刑囚の実録ドラマに出演

2017/10/04 20:30 配信

ドラマ

秋元才加と桜田通が実録ドラマに出演(C)フジテレビ

10月7日(土)に放送される土曜プレミアム「衝撃スクープSP 30年目の真実~東京・埼玉連続幼女誘拐殺人犯・宮崎勤の肉声~」(夜9:00-11:10フジ系)。宮崎勤元死刑囚の肉声と徹底取材を基に、事件発生から30年がたつ「東京・埼玉幼女連続誘拐殺人事件」を実録ドラマで再現する。

金子ノブアキが警部補役で主演を務めることに加えて、桜田通の出演が決定。桜田は本作への出演に「今まで演じてきた作品と比べ“重い”と思いました」と心境を明かした。

桜田は事件を追うワイドショーのディレクター役として登場。桜田は「自分の役割を果たさなくてはと感じています。昔こういう事件があって、『犯人はどういう人間だったのか』『日常的な恐怖が隣り合わせなんだ』ということを台本読んで感じました。軽くは考えられないという気持ちで現場に臨んでいます」と自身の役割に対する責任を語った。

事件を報道する立場からも、当時この事件が社会に何をもたらしたのかを描いていく本作。桜田の他、ワイドショーのリポーターとして秋元才加も出演する。

秋元は実録ドラマへの出演に「今回はお芝居ではなく、情報をしっかり視聴者の皆さんに伝えることが第一かもしれないです。事件の概要や宮崎元死刑囚の家族構成、被害者の方の情報など、お伝えするシーンが多いです。皆さんの事件に対する見解も変わるかもしれないので、責任を持って真摯(しんし)に演じたいです」と語った。

また、役作りについて「当時のリポーターさんが話す速度や、どのような立ち居振る舞いをされているのか確認しました。事件を追っている時、女の子が行方不明になった時、亡くなられて発見された時など、声色やトーンを変えていると思うので、その都度映像を確認しながら、演技につなげていきたいです」と苦悩を明かした。