12月19日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト!!!」(毎週木曜夜10:00-11:00、BSJapanext<263ch>)。今回のゲストは、オリックス・バファローズ一筋19年で活躍し、9月に引退試合を行ったT-岡田。MCのますだおかだ・岡田圭右を始め、オリックスファンにはたまらないトークで盛り上がった。
最初のコーナーは“俺のベスト9”。ゲストが考える最強のベストナインを発表してもらう企画で、必ず自分をメンバーに入れてベストナインをセレクトするのがルールだ。また選出できるのは、現役選手〜自分が現役時代にプレーしていたOB選手のみとなる。
T-岡田が4番打者に選んだのは、東京ヤクルトスワローズで活躍する村上宗隆。村上を選んだ理由は、自身とプレースタイルが似ているからなのだとか。
村上は2022年に史上最年少で三冠王に輝いた名選手で、アジア人のシーズン最多本塁打記録を持っている。同じ左バッターとして、村上のことを「これぞホームランバッター」と評するT-岡田。下半身の強さを活かし、バットをしっかり“下半身主動”で振っているのがわかると分析する。
ちなみにMCの上重聡に自身を4番打者にしようと思わなかったのかと尋ねられたT-岡田は、「全く考えなかった」と語ってスタジオの笑いを誘っていた。そんなT-岡田が自分を置いた番号は、7番という意外なポジションだった。
T-岡田が自分を7番に置いた理由について聞かれると、「自分で言うのもなんなんですけど…」と前置きをした上で「どこにいても…多分、チャンスでくるんで(笑)」と自信たっぷりにコメント。しかしオリックスファンの岡田はまったく否定せず、「なんか溜まったときに回ってくんのよ」とチャンスに恵まれるというT-岡田の言葉に共感してしまう。
ここぞというチャンスシーンで打順が回ってくるというT-岡田。しかし「調子が良いときってたいがい歩かされるんです。で、調子が悪いときほど回ってきて…気がついたら2ストライク…」と思うようにいかないこともあると発言し、岡田に「ちょっとやめて」と突っ込まれていた。「なんでまた回ってくるんやろって…」と重ねるT-岡田の言葉に、スタジオはさらに大きな笑いで包まれる。
その流れで上重に「一番印象に残っている打席は?」と聞かれたT-岡田。そこで挙げたのは2020年6月12日にあった阪神タイガースとの練習試合で、ジョン・エドワーズ投手から勝ち取った特大ホームランだ。
T-岡田は京セラドームでHRを打った瞬間のことを振り返り、「感触なかったんですよね」とコメント。そのときにT-岡田が放ったホームランは、京セラドーム5階席の上にある部屋まで到達。「あれがもう過去イチでしたね」と、当時の熱を思い起こす。
あとにも先にもこのホームランが一番だったというT-岡田。「あれはもう…打てないです」と笑うのだが、岡田からは「それが残念ながらオープン戦で出てどうすんねん!それがTらしいな…なんでオープン戦やねんホンマにもう」と鋭いツッコミが入っていた。
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