映画「侍タイムスリッパー」で主演を務めた今注目の俳優・山口馬木也の特集「俳優 山口馬木也の佇まい」が、2025年1月1日(水・元日)19:00より、時代劇専門チャンネルにてスタートする。山口の時代劇のキャリアの中から、池波正太郎原作作品が特集放送される。
2024年、異例のヒットを記録した映画「侍タイムスリッパー」。幕末の侍が時代劇撮影所にタイムスリップし、“斬られ役”として第二の人生に奮闘する姿を描いた本作は、たった1館の上映から始まったもののSNSを中心とした口コミで瞬く間に人気が広がり、300館以上に上映規模が拡大。公開から数カ月が経った今もなおヒットを記録し続けている。
山口は「侍タイムスリッパー」が初の主演映画だが、時代劇ファンにとってはさまざまな時代劇でお馴染みの俳優。特集では松本幸四郎主演「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」(長谷川平蔵(松本幸四郎)の若かりし頃の道場仲間で親友・岸井左馬之助役)や藤田まこと主演「剣客商売」(秋山小兵衛(藤田まこと)の息子・秋山大治郎役)、「闇の狩人」(五名の清右衛門(津川雅彦)に仕掛けを依頼する伊藤又右衛門役)を放送する。「侍タイムスリッパー」での演技が「本物の侍にしか見えない!」と絶賛された山口の、池波ワールドの中での侍としての佇まいに注目だ。
また「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」と「剣客商売4」の本編前には山口、「侍タイムスリッパー」でメガホンを取った安田淳一監督のインタビューもあわせて放送される。出演作である「鬼平犯科帳」や「剣客商売」のほか、新作「侍タイムスリッパー」について語る中で、俳優・山口馬木也について深掘りしていく。
出演を熱望していたという「鬼平犯科帳」については、撮影に臨んだ際の心境、また、「俳優として尊敬している」という松本幸四郎の撮影現場での印象を明かしている。
また、「剣客商売」については、「何もできなかった」というファーストシーンや「すべてが集約されている」と感じた印象的なシーンなど、父・秋山小兵衛を演じた藤田まこととのエピソードも披露。
そして、大注目の「侍タイムスリッパー」については、山口が作品に込めた思いや各シーンの秘話、海外での反響を体感して再認識した日本人らしさについてを、「(山口が演じた)高坂新左衛門本人と映画を撮っている」感覚だったという安田淳一監督が撮影現場での山口の印象や俳優としての魅力を語る。
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