日向坂46が12月26日、東京ドームで「Happy Magical Tour 2024」の最終公演を開催。“おばけホテルで繰り広げられる魔法のショー”をテーマに、豪華なセットと日向坂46の原点回帰ともいえるファンタジー感のある演出でファンを楽しませた。また、前日の12月25日には同会場で加藤史帆の卒業セレモニーも行われた。
ライブは、四期生の正源司陽子の「おひさま(日向坂46ファンの愛称)、盛り上がっていくぞー!」という気合いの入った掛け声でスタート。正源司がセンターを務める11thシングル「君はハニーデュー」に合わせて、大きなコールが巻き起こる。
続いて、三期生の上村ひなのがセンターを務める10thシングル「Am I ready?」。センターステージにはうさぎや雪だるまなど、さまざまなオブジェが登場し、メンバーたちが「うさぎダンス」でファンを魅了する。
四期生の小西夏菜実がセンターを務める「雨が降ったって」は、本来は四期生が歌う楽曲。だが、このツアーでは一~三期生もパフォーマンスに参加し、コミカルな動きも取り入れながらにぎやかに踊っていく。
ここでメンバーたちがステージに集合し、詰め掛けたファンにあいさつ。メンバーの「ハッピー」という掛け声に、ファンは「マジカル」と大きなコールを返し、キャプテンの佐々木久美は「最高です!」と笑顔を見せた。
続いてのパートは、一期生の高瀬愛奈がセンターに立って「真夜中の懺悔大会」を披露。これも一期生曲だが、後輩たちが参加し、白い衣装にハットや杖を携えて楽しくパフォーマンスした。さらに、メンバーによる振り付け講座を挟んで「ホントの時間」。ファンと一緒にサビの振り付けを踊り、日向坂46らしい会場との一体感を演出する。
ここで制服姿の四期生が登場し、ソウル風サウンドのダンスナンバー「夕陽Dance」を踊る。グループ最年少の渡辺莉奈がセンターを務める四期生曲で、間奏では全員のソロダンスも披露。加入3年目のメンバーたちの成長を印象付ける。
その後、2台の大型フロートに全メンバーが乗り込み、2ndシングル「ドレミソラシド」を歌唱。クリスマス仕様の白いフード付きコートを着たメンバーたちが、会場のファンに手を降ってコミュニケーションを取っていく。
曲終わりで、小坂菜緒から金村美玖にセンターをバトンタッチ。一気に転調し、アップテンポの6thシングル「ってか」へ。グループ史上最高難易度のダンスナンバーで、パフォーマンス力を存分に見せつける。
さらに、四期生がセンターステージに移動し、彼女たちの初めての曲「ブルーベリー&ラズベリー」を歌う。再び全メンバーが登場すると、1塁側と3塁側のステージに分かれ、ライブ定番曲「My fans」を披露。
前日に続いて、二手に分かれたメンバーたちがダンス対決を実施。この日は会場のファンも自主的に赤と青のサイリウムに分かれて、ドーム全体で楽曲を盛り上げ、そのままの流れでグループ随一のアゲ曲「キツネ」を歌った。
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