大塚剛央、鬼頭明里、ファイルーズあいら新作冬アニメ<沖ツラ>特番で“うちなーぐち”の苦労を告白「ふだんの2、3倍はかかってた」

2025/01/06 18:00 配信

バラエティー アニメ

独占無料生放送された特別番組「TVアニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』放送直前特番」(C)空えぐみ・新潮社/「沖ツラ」製作委員会

新作冬アニメ「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」の特別番組「TVアニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』放送直前特番」が、ABEMAアニメチャンネルにて2024年12月16日に独占無料生放送され、中村照秋役の大塚剛央、喜屋武飛夏役の鬼頭明里、比嘉夏菜役のファイルーズあいが生出演し、2025年1月からの放送開始に向け、アフレコをふり返りや見どころの紹介に加えて「目指せ!うちなんちゅ!沖縄クイズ!」と題したクイズ企画で、大盛りあがりのバトルもくり広げられた。

「どれくらい練習したんですか?」


東京から沖縄に転校した主人公の照秋と、彼が恋する沖縄の方言“うちなーぐち”が強めの同級生の飛夏、そして「うちなーぐち」がわからず苦悩する照秋を通訳して助けてくれる夏菜の3人を中心とした“異文化ラブコメ”「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」(略称、「沖ツラ」)の放送に向けて行われた本番組で、まず、アフレコをふり返ると、3人は、作中でメインとなってくる“うちなーぐち”に苦労したと語る。特に“うちなーぐち”が強い飛夏を演じる鬼頭は、「うちなーぐちを間違えないように言わなきゃ、プラスちゃんとその言葉の意味の感情を乗せなきゃっていうのがいちばん大変でした」と語る。

また、照秋に飛夏の“うちなーぐち”を通訳する夏菜役のファイルーズは、標準語とうちなーぐちをともに使用する点に苦労したそうで、「標準語にあわせて沖縄の方言がちょいちょい入ってくるから、引っ張られることもあったかな」と言う。

その後、「どれくらい練習したんですか?」と尋ねた大塚に、鬼頭は「ふだんのアフレコのチェックの2、3倍はかかってたね」と、ファイルーズも「意識ある時はずっとガイドの音声、流してた」「アフレコ前日の夜は枕元でうちなーぐちが聞こえてきたり」と話し、スタジオを驚かせる。

そんな、うちなーぐちが飛び交うなか、ひとり標準語で話していた大塚も「みんなうちなーぐちのなかで、標準語をしゃべるっていうのも大変でした。何回かつられて……」と苦労していたことを告白する。

続けて役作りについても語った大塚は、「東京から来たというところで、暮らしていくなかで、やっぱりそこの言葉のアクセントになっていくと思うので、そのへんはみんなのうちなーぐちを聞きながらやったりしてみましたね」と照秋が現地に染まっていく様子を表現できるよう意識したことを語った。

その後も役作りについて語っていくなかで、大塚が鬼頭の芝居に「声優ってすごい」と改めて感じたことを告白する。「(鬼頭は)どちらかと言えば現場で大きな声を出されている方ではないので、そこから元気な喜屋武さんのお芝居が出てくるのが、ふだんの人柄とギャップがあり、『声優ってすごい』と思いました」「ガイドの先生にアクセントを治されていた時も、『そっか、もう一回、お願いします』と低いトーンで言った後、すぐに喜屋武さんに切り替わるので、どこから声が出てるんだろうと(笑)」と切り替えの速さを絶賛する大塚に、鬼頭も照れくさそうに「ふだんのしゃべり方と違うもんね。確かにそうかも」と返していた。

【写真】中村照秋役の大塚剛央、喜屋武飛夏役の鬼頭明里、比嘉夏菜役のファイルーズあいが生出演した特別番組「TVアニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』放送直前特番」(C)空えぐみ・新潮社/「沖ツラ」製作委員会