公開中の「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」の応援上映イベント「忍たま映画“最強”応援合戦」舞台あいさつが1月8日に都内で行われ、乱太郎、きり丸、しんべヱをそれぞれ演じたメインキャストの高山みなみ、田中真弓、一龍斎貞友が登壇。公開後の反響などを語った。
朝日小学生新聞で1986年より連載を開始した尼子騒兵衛による「落第忍者乱太郎」を、1993年にテレビアニメ化したシリーズ「忍たま乱太郎」。今作は、原作・イラストを尼子が手掛け、阪口和久が執筆した「小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」を映画化したもので、ギャグ色の強い普段のアニメとは一線を画し、消息を絶った乱太郎たちの先生・土井半助が、ドクタケ忍者隊の天才軍師・天鬼となって乱太郎たちの前に立ちはだかる、というシリアスな展開が描かれる。
このほど興行収入が10億円を超え、「忍たま」映画史上最大のヒットとなったことが明かされると、キャストの3人は「監督おめでとう!」と会場内にいる監督に向かって祝福の言葉を送り、観客たちと喜びを分かち合った。
劇場版公開後の反響について、高山は「見てくれたみんなが面白いって言ってくれて、忍たまって大人になるとちょっと離れちゃいますけど、『今日は子どもの頃に戻れた』っていう話をされました」と絶賛されたことを明かす。田中も「劇団員のみんなが見てくれて、地方に帰っていたので、それぞれの場所で泣いたって言ってくれました」と反響の良さを口にした。
田中自身既に何回も見たそうで「私は一昨日も見たんですけど、だんだん違う見方をしてしまいますね」と話し始め、「6年生が土井先生の捜索で聞き込みを始めるんですけど、立花仙蔵だけは『君、かわいいね~』って言ってないかなってちょっと思う」と笑いを誘うと、「本筋じゃないところで面白いところがあって楽しかったです」とコメント。一龍斎も「見るたびに新しい発見があるのがこの劇場版の一番すごいところ」と共感すると、高山は「この劇場版を見て今まで別に好きじゃなかったキャラが好きになった人もいるんじゃない?」と問い掛け、稗田八方斎の名前が挙がると会場から納得の声が。
さらに、高山は「いつものアニメでは表現しきれないところを劇場版はちゃんと見せてくれるから、みんなキャラクターを知れると思うし、違う魅力に気付けると思う」とアピールした。
また、応援上映ということで声を出してほしいところを聞かれた田中は「前半のところできり丸が土井先生に『行ってらっしゃい』って言った後に、土井先生に向かって『行ってらっしゃい』って言ってください。そうすると、土井先生がいいタイミングで『行ってきます』って言うから」とアドバイス。そこで観客を交えての練習が行われると、土井先生の声を3人が順番に言い合うことに。そのアドリブを効かせた声に、観客がドッと沸く場面もあった。
そのままイベント最後のコール&レスポンスに話が移ると、高山は「土井先生は『教えたはずだ』って言うから、われわれが何か言ったらみんなで『教えたはずだ』って言ってほしい」と観客に協力を呼び掛けた。
最後に、高山は「今⽇はありがとうございました︕こんな応援してもらえるって本当にうれしい。今年も頑張って⾏きますので、よろしくお願いします!」とあいさつし、コール&レスポンスでイベントを締めくくった。
「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」は大ヒット公開中。
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