工藤美桜&尾碕真花、W主演で見せる覚悟「真花ちゃんとなら頑張れる」「最高のパフォーマンスをしたい」＜コールミー・バイ・ノーネーム＞

「もっと大学生を謳歌したかったです(笑)」

――愛の同級生で恋の相談相手・矢端束役の中井友望さん、同じく愛の同級生で琴葉と愛の関係を不安視する友人・村山早苗役の三原羽衣さん、琴葉のことを本気で好きになり翻弄されていく大学生・村田学役の橋本涼(HiHi Jets)さんとの共演はいかがでしたか？

尾碕：私は、束と早苗とはほとんどお会いしていなくて、共演シーンがあまりなかったので寂しかったですね。大学生役だったから、もっと大学生を謳歌したかったです(笑)。他の方たちともお芝居したかったなという思いはありました。私の琴葉としての意識が他に散ることがなかったのは、逆に良かったことなのかもしれないですけど…寂しい…。

工藤：そっか、そうだよね。私は同じ学部のメンバーとして束と早苗とはずっと一緒にいて、三人でいるとフラットな愛でいられる感覚がありました。

本気で向き合ってくれる友達だったので、その存在があることで私自身も救われたし、束とは二人きりで会話するシーンや、琴葉と向き合う前に背中を押してもらうシーンがあったのですが、そこでは本当に“なんていい友達なんだろう”と素で思ったぐらい、すごく心が揺さぶられて。

二人の存在があったからこそ、より強くなれたのもあるし、琴葉とももっとちゃんと向き合おうと思えました。でも、村田はムカつきました(笑)。琴葉にあんなことして！

尾碕：あはは(笑)。そうなんです、私は唯一村田とは少し絡むお芝居があって。私も村田に結構怒っているので(笑)。怒りを買う役だったよね。

工藤：うん。村田とはすごく向き合って、愛が初めてちゃんと全力で怒りをぶつけた相手だったのですが、素で怒りをぶつけられたなというのが印象に残っています。

――愛と琴葉は互いになくてはならない存在になっていきますが、ご自身にとってなくてはならない“これがあるから頑張れる”と思うものについて教えてください。

尾碕：やっぱり愛犬の存在はすごく大きいです。“この子を絶対に飢えさせないぞ”“絶対にいい暮らしをさせてやるんだ”と思うと頑張れるので、愛犬の存在が自分のエンジンになっていると思います。

工藤：私は白米です(笑)。お米が好きで、お弁当とかも白米ばかり食べて、おかずが残っちゃうくらい。やっぱりご飯を食べると元気が湧いてくるし、おいしいご飯が待っていると思うと頑張れます。

――2025年のへび年にちなみ、“私はヘビー○○”と言えるような、ハマっている趣味、好きなもの、普段から毎日しているようなことがあれば教えてください。

工藤：かわいいものが好きで、元々「ちいかわ」のグッズを集めたりして癒されていたのですが、最近は「シルバニアファミリー」にも手を出し始めました(笑)。赤ちゃんシリーズがすごくかわいくて、この前も渋谷でポップアップがやっていたので、カフェ店員の格好をしたコアラの赤ちゃんを買いました。めっちゃかわいいです！

尾碕：今はシャチにハマっています。頭がいいところとか、群れで行動する家族愛のある感じとか、天敵がいない強さとか、すごく憧れて。普段から野生のシャチの動画や、いろいろな方のシャチの解説動画をよく見ています。フォルムももちろん好きなのですが、生態系にすごく興味があります。