森崎ウィン&本田望結が明かす、ソロ行動の楽しみ方「店員さんを味方につけて一緒に話す」<ふたりソロキャンプ>

2025/01/09 12:00 配信

ドラマ インタビュー

本田望結、森崎ウィン撮影=玉井美世子

累計300万部突破の人気コミックを実写化したドラマ「ふたりソロキャンプ」(TOKYO MX)が、1月9日(木)夜9時25分よりスタートする。本作は、孤独を愛する生粋のソロキャンパー×超初心者女子キャンパーというちぐはぐな2人が繰り広げるソロキャン×グルメ×ラブコメディー。

趣味はキャンプの34歳・樹乃倉厳(きのくらげん)は、電車を乗り継ぎ、最後はバスで山に入るというキャンプスタイルを貫き、孤独な自分の生き方を愛する生粋のソロキャンパ―。そんな厳の元に突如現れた、超初心者女子キャンパーの20歳・草野雫(くさのしずく)。雫は、道に迷い、川に落ちるなどドジなところがあるが、昔から料理が好きで、キャンプ飯のアイデアが豊富な一面も。ひょんなことからふたりでソロキャンプをする羽目になり、孤独を愛する男・厳の平穏なキャンプライフに変化が訪れる。

本作で、厳役の森崎ウィンと、雫役の本田望結にインタビュー。お互いの印象から本作の魅力、二人自身のことまでたっぷりと語り合ってもらった。

森崎ウィン、本田望結撮影=玉井美世子


「望結ちゃんがもう二十歳になったことに驚きました」


ーーまずはお互いの印象を厳と雫という役との相違点に絡めて教えてください。

森崎:まず、もう二十歳になったのかということに驚きました。望結ちゃんは子役時代から拝見しているので、一方的に知っていて役者仲間という感覚になっていました。そんな望結ちゃんとこうやって共演できることはとてもうれしかったです。また雫の元気ハツラツとした明るいキャラクターを望結ちゃんがやることによって、ただ元気で明るくてイエーイ!という感じではなく、こんなにも深みが出る役になることに驚きました。こういうキャラクターは薄っぺらくなってしまうこともあるのですが、原作と台本で僕が読み取ることができなかった奥行きが感じられました。人としての厚みみたいなものは俳優が持ってくるものなんだなと改めて気付かされましたね。雫の中に、彼女の普段の人間性みたいなものを少し感じたので、これこそが実写化の醍醐味の一つなのかなと。一緒にお芝居していて刺激的で、本当に楽しかったです。僕は役的にもあまり感情を表に出すタイプではなかったので、望結ちゃんが感情表現という部分をほとんど担ってくださっていたので、 大変だったこともあったと思います。本田望結が持つパワーというフィルターを通して素敵な雫を生み出してくださり、そこに助けられたなと撮影を通して感じました。

本田:ウィンさんとは今回が初めましてでした。私はウィンさんのイメージは、もう厳さんそのままと言いますか。厳さんと雫として出会った感じがあったんですよね。だから、やっと最近ウィンさんって呼べるようになったぐらい、ずっと厳さんというイメージが強かったです。

ーー森崎さんは厳よりも柔らかい印象があるようにも感じますが?

本田:初めてお会いしたときは本読みだったので、より真面目さが際立っていました。ウィンさんと真剣に話し合いをしていると、本当に厳さんのイメージのままでした。もちろんお会いする前から、ウィンさんのお仕事への真面目さや追求心等は存じていたので、一度お仕事をご一緒してみたいと思っていたんです。そのイメージ通りでうれしかったですね。