森崎ウィン&本田望結が明かす、ソロ行動の楽しみ方「店員さんを味方につけて一緒に話す」<ふたりソロキャンプ>

2025/01/09 12:00 配信

ドラマ インタビュー

【写真】森崎ウィン&本田望結、撮り下ろしSHOT12枚撮影=玉井美世子

「一人よりかはお化けがいてくれた方がマシ」


ーーちなみにリアルソロキャンプは本当に孤独なんでしょうか?

森崎:管理人もいなくて本当に周りに誰もいないキャンプを「完ソロ(完全にソロ)」って言うんですけど、僕も一度だけ行ったことがあるんですよ。ちゃんと借りたところなのですが、獣道みたいなところを歩いて、森の中に入って行くんです。もう孤独とかじゃなくて怖いです。葉っぱの影とかがガチで怖いです。お化けとかホラーが苦手なタイプだから本気で怯えてました。ライトを照らしてもそこまで強くはないから、何も見えないんです。一寸先が闇ってこういうことなんだなって。僕は「自然、最高!」ってなったのは明るい時間だけでした。でも、厳が言ってるのは、上が抜けてて星が見えるところだったから、またちょっと違う気もします。

ーーそんな厳は孤独=独り占めと“独り”という一見ネガティブな言葉をポジティブに捉えていますが、お二人は世間的にはネガティブだけど自分にとっては至福みたいなものはありますか?

森崎:僕は、ネガティブとは少し違いますが、賛否両論あるということに関して言えば、投資です。浅はかな知識なので、そこまで深くは語れないですが、 確かにリスクもあるけど、リターンも大きいなと思っていて。政治・経済・株の関係性に最近興味を持っていて、物事の捉え方や視点を変えると新しい世界が広がっていくので面白いです。

本田:さっきウィンさんがお化けっておっしゃったときに、私は一人よりかはお化けがいてくれた方がマシだって思いました。特に初めての場所ってなんか怖いじゃないですか。どうしよう…って思うけど、お化けがいてくれたら一人ではないってポジティブに捉えられます。

森崎:えぇ…!?

本田:別に好んでいて欲しいわけではないですよ。

ーー最後に、厳はソロキャンプが趣味で自然と孤独を楽しんでいますが、お二人の趣味とその楽しみ方を教えてください。

本田:この質問難しいんですよね…。私はフィギュアスケートは遊びではないので、趣味とはまた違うなと思っていて。

森崎:趣味を追求して、それがプロになって…っていうことではないの?

本田:うーん…一応小さい頃のプロフィール欄に趣味はお菓子作りで特技はフィギュアスケートって書いてるのですが…しっくりこない。私もかっこいいので「キャンプ」って言いたいです。憧れます。

森崎:かっこいいかな?わりと孤独なイメージない?流行ってはいるけど、それでもニッチな世界だと思うけどな。キャンプ好きな人たちってオタク気質な人が多い気がするから、通じ合うのよ。

本田:私もそっち系なのかな?

森崎:かっこいいって思うってことは、その気質はあるのかも。

本田:私はフィギュアスケートもお芝居ものめり込んでしまうので、キャンプも多分一度ハマったら抜け出せなくなる気がしていて。ウィンさんに聞きまくるところまで想像できます。正直やりたくないとかじゃなくて、一度始めたら没頭し過ぎてしまう気がして怖いんです。だから趣味をあんまり作らないようにしてるところもあります。ウィンさんの趣味はキャンプとカメラとゴルフですよね?

森崎:そうなんです。実は初めてできた趣味がキャンプなんですよ。それまで本当に趣味ってものがなくて…。友人とキャンプを始めたのですが、そのときに僕は「いつか絶対に仕事にするから」って宣言したんです。それが今回、叶いました。すごくないですか?やっぱり、物事って言ったら叶うんですよね。

取材・文・構成=戸塚安友奈