――10年ぶりに東京から地元に帰ってきたアリスさんが囲炉裏のある古民家で一人暮らしを始めるということは一つの転機だと思いますが、お二人の芸能活動におけるターニングポイントは何ですか?
馬場:自分の中で大きかったなと思っているのはドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命‐ THE THIRD SEASON」(2017年、フジテレビ系)です。オーディションで選ばれたんですけど、同世代や先輩の役者さんたちとの共演は勉強になりましたし、より深くお芝居の世界に飛び込んだなという印象がありました。手術シーンや短い時間の中で状況を説明しないといけない演技が難しくて監督に怒られてばかりでしたけどいろいろなことを学べたような気がします。
佐藤:僕はやっぱり「仮面ライダーギーツ」(2022-2023年、テレビ朝日系)ですね。芸能活動を始めて2年目の頃で、何もかもが経験したことないものばかり。こういう取材もそうですし、作品以外でもステージに立ったり、歌を歌わせてもらったり。いろいろなことに挑戦することができました。今でも他の現場に行くと、あのときの経験が生きているなと感じることが多いです。
馬場:「『コード・ブルー』を見て看護師になりました」って言われたりすると、すごくうれしいんです。
佐藤:ライダーをやったときは最終的に警察官を目指す設定だったので、馬場さんと同じように僕もファンの方から「警察官を目指します」って言われたことがあります。
馬場:今回のドラマもとてもすてきなので、たくさんの方に見ていただきたいです。
佐藤:ゆっくりとした時間が流れていてほのぼのする作品だと思います。
◆取材・文=小池貴之/撮影=大野代樹
◆ヘアメイク=北原果(KiKi.inc)/森香織
◆スタイリスト=石田綾/津野真吾(impiger)
(※ヘアメイク、スタイリストは上記左から馬場ふみか・佐藤瑠雅を担当)
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