10月15日(日)夜6時から放送の「世界遺産」(TBS系)で、スーダンの世界遺産・サンガネブ海洋国立公園とドゥンゴナブ湾=ムッカワル島海洋国立公園を特集する。この地をテレビが取材するのは、本番組が世界初となる。
サンガネブ海洋国立公園は、紅海で唯一の環礁。ダイビングスポットとしても人々に愛されている透明な海で、多くの固有種や独特な生態系に出合う。
また、アラビア語で“ジュゴンのいる場所”という意味を持つドゥンナブ湾では、ジュゴンの姿を捉えるため、カメラマンが水中へ。マンタなど貴重な生き物にも出合う。
“砂漠の国”スーダンに広がる世界遺産の全貌は、15日(日)の放送で明らかに。ナレーターの杏がその魅力を伝える。
情報が少ない中、シーズンオフの8月に取材を遂行。8月はスーダンが一番暑い時期で、最高気温が50℃、海水温も32℃という灼熱の国でした。スーダンには“不思議な場所”がたくさんあります。
例えば、砂漠に囲まれた「ドゥンゴナブ湾」では、砂漠の湿地にできたマングローブ林に、ラクダの群れがいました。痩せた土地なので、マングローブをラクダがエサにしているのです。これまでいろいろな国や地域に行きましたが、砂漠とマングローブとラクダ。この取り合わせはめったに見ることができない不思議な光景でした。
日本では南スーダンのイメージが強いですが、ポートスーダンは治安が良く、人々もシャイで素朴な感じでした。ぜひ、ご覧ください。
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