現地時間で2月12日(金)から開催されるバンクーバー冬季オリンピックの共同CMで、民放キー局女子アナウンサーの松尾英里子アナ(日本テレビ)、武内絵美アナ(テレビ朝日)、枡田絵理奈アナ(TBS)、大橋未歩アナ(テレビ東京)、平井理央アナ(フジテレビ)が起用されることが分かった。CM撮影終了後、5人が囲み取材に応じた。
2月1日(月)から放送されるこのCMは「日本に、勝利を!」を合言葉に、赤い衣装に身を包んだ5人が50人の合唱団と共にVサインを作りながらオリンピックの応援ソングを口ずさむ内容。
「Vサインを定位置で止めるのに苦労して、今日はOKが出ないかと思った(笑)」という平井アナをはじめ、初の五輪CM撮影だった枡田アナも「これだけ長時間のピースサインをやったことがなかったので、指と腕がプルプル震えて、翌日筋肉痛になるかも」と苦戦した。最年長の武内アナも「(監督に)“楽しそうに”と言われたので楽しそうにやったら体が揺れ過ぎてしまい、調節がすごく難しかった」と4回目のCM撮影で一番緊張したことを告白。一方で大橋アナは、3回目のCM撮影で初の歌唱という試みに、「わたしはちょっと音痴なので不安でしたが、歌っているうちにこの歌が大好きになりました。(視聴者の)皆さんも歌ってほしい」と笑顔で語った。
バンクーバーでの現地リポートを控える松尾アナは「先輩に“日本のカイロは高性能”と言われたので、大量に持っていきます」、同じく現地入りする武内アナも「’06年のトリノ五輪で、滑って転んだことがあるので、滑らない靴で行く」と個々の防寒対策を明かした。
なお、バンクーバーオリンピックの民放テレビ放送は、地上波では深夜・早朝から昼帯にかけて競技の生中継を中心に放送。さらに、ゴールデン・プライムタイム帯ではハイライトなどを編成し、総放送時間は約110時間を予定している。最後に各局のオリンピック中継への意気込みを聞くと、「日本とバンクーバーで時差はあるんですけど、寝させません!」と大橋アナが締めくくった。
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