米倉涼子がフリーランスの天才外科医役で主演を務める、大ヒットドラマシリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の連続ドラマ第5弾が、10月12日(木)にスタート。その第1話に、蛭子能収が本人役でゲスト出演することが分かった。
今回、蛭子はひょんなことから、米倉演じる大門未知子と露天風呂で混浴することに…という役どころ。しかも、先般惜しまれながらも路線バスを卒業したはずの蛭子が、早くも卒業を“撤回”。未知子と共に、ローカル路線バスに乗り込むという展開だ。
なかなかぜいたくなこの設定に上機嫌の蛭子は、劇中で“温泉に漬かる未知子”の絵まで披露するだが、これもなかなかのインパクトがあるものになっているそう。
そんな、愉快な蛭子の姿が描かれるのもつかの間、その先に待っているのは“乗り継ぎ”ならぬ息継ぎも大変なほど(?)過酷な状況だった…。というのも、曲がりくねった峠道を走行している最中に、運転手が意識を失い、心肺停止状態に陥る。
未知子(米倉)がハンドルを握って停車させるまでの間、バスは大きく蛇行したり、ガタンと揺れたり…、しかも蛭子は未知子に容赦なく突き飛ばされてしまうという、散々な目に遭う。楽しいだけじゃない、なかなかハードな路線バスの旅になる。
米倉は「以前、テレビで拝見した笑福亭鶴瓶さんと蛭子さんの即興劇が、すっごく面白くて! 蛭子さんの反応がどれも想定外で、次に何をしでかすか分からない面白さがあって、見入っちゃったんです。
そんな蛭子さんらしさは、今回も健在! ピュアな蛭子さんだからこそできる毎回新鮮なお芝居に、ハラハラしました(笑)」と、楽しそうに撮影を振り返った。
蛭子画伯による未知子の似顔絵についても「シュールな感じで、あまりうれしい顔ではなかったですけど(笑)、蛭子さんの絵を初めて生で見られて、すごくうれしかったです!」と、声を弾ませた。
一方、蛭子は「セリフがキザだったので恥ずかしかった…。こんなセリフを言ったら、米倉さんに嫌がられるだろうなと思ったが、本当に嫌がっていたような気がしました(笑)」と満足げにコメント。
そんな中でも、米倉との“路線バスの旅”を存分に楽しんだようで「今回は本当の路線バスに乗ったわけじゃないので、今度もし米倉さんと路線バスに乗れるなら、一番景色がいいと思う山口県・秋吉台を通るバスに乗りたいです」とお気に入りスポットを紹介し、思いをはせた。
「ドクターX」最新作の冒頭をドラマチックに彩る、劇的な米倉&蛭子による「ローカル路線バスの旅」。タイプは違えど、お互いに自由で、かみ合っているような、いないような分からない2人の不思議な世界は、のんびり見詰めたいところだ。
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