映画初出演で初主演!AKB48田野優花「一番大変だったのはラップバトル」

2017/10/16 17:00 配信

アイドル インタビュー

「ASG16の“推しメン”は…」


映画のシーンより。左から田野優花、石橋杏奈(c)2017 AiiA Corporation


――映画の中では、AKB48の楽曲から金子監督がセレクトされた「制服が邪魔をする」「Everyday、カチューシャ」「フライングゲット」「恋するフォーチュンクッキー」の4曲を、AGS16が歌って踊ります。見事に“完コピ”してますよね。

「私がAKB48に入ってすぐに憶えたシングル曲が『Everyday、カチューシャ』でした。小さいころからダンスをやっていたとはいえ、それでもかなり難しいなと思ったんですよ。とにかく、振りが細かくて。そんな曲を、ダンス未経験の子もいる中でちゃんと踊れたのはすごいなって思いました」

――AGS16を演じる出演者は、クランクイン前に1カ月のダンスレッスンを重ねたと聞きました。

「私は途中から参加したんですよ。入ったときには、みんなすごく上手に踊っていて…」

――途中からの現場入り。コミュニケーションを取るのが、一番大変なパターンですね。

「そうなんですよ! 転校生の気分で。みんなすでに仲良くなってるから『ヤバイな~』と(苦笑)。でも、たくさん話し掛けてきてもらえて、ありがたかったです。中でも、古橋舞悠ちゃん(※女子サッカー部員でAGS16に参加する中平カヨ子役)は性格が私と似てるせいもあって、一気に打ち解けましたね」

――ちなみに、そのASG16で田野さんの“推しメン”をひとり選ぶとしたら?

「う~ん…眞嶋優ちゃん(※女子サッカー部部長でASG16に参加した林田サチ江役)! 理由は、顔が好き(笑)!! ショートカットでかわいいですよね~。性格もフワフワしてて、いいんですよ。でも作品の中ではキリッとしていて、目立ってますよね。そのギャップも良くて」

――眞嶋さんの登場シーンにも注目ということで。さて最後に、あらためて作品全体の見どころを教えてください。

「公開が近づいてきて、皆さんにどう受け止められるかと思って、だんだん緊張してきてるんですけど…。笑える部分も多くありつつ、美唯のセリフでは考えさせられるところもあったりして。展開も早いですし、ずっと目が離せない作品になっていると思います。個人的には終盤、自転車を全力で漕いでいるシーンがすごく好きで、思い入れがあります。どういうストーリーでそうなるかは、劇場でぜひ確認してみてください」

[Profile]田野優花●たの・ゆうか=1997年3月7日生まれ。東京都出身。O型。身長150cm。2011年にオーディションに合格し、AKB48の12期研究生に。翌年チーム4に昇格し、現在はチームKのメンバーとして活動する。2014年に舞台「トロイメライにさよなら」で主演。また2015年には宮本亜門演出のミュージカル「ウィズ〜オズの魔法使い〜」で主人公・ドロシー役を演じる。今秋上演のオリジナルミュージカル「THE CIRCUS!」にも出演

[Staff]撮影=大川晋児 スタイリスト=西留由起子 ヘア&メーク=清田恵子