原宿発の5人組アイドルグループ・神宿が、10月8日、日本最大級のライブショーケースフェスティバル「FM802 MINAMI WHEEL2017」に初出場。大阪のファンを“神宿ワールド”に巻き込んだ。
ミナミホイール初出場となる神宿は、大阪ルイードのトップバッターとしてステージに。ライブは「踊れっ!神宿カーニバル」からスタートし、「原宿戦隊!神宿レンジャー」「必殺!超神宿旋風」とタイトルにグループ名の入った自己紹介的な楽曲から入る。
そして9月の3週年ワンマンライブで初披露された新曲「Life is やっぱ Beautiful!」、ライブでは鉄板の盛り上げ曲「Action!」「Summer Dream」と続き、最後は神宿のテーマ曲とも言うべき「KMYD」で締めた。
3日間で400組以上のアーティストが出演するミナミホイールだが、アイドルグループの出場は極めて稀。この日のライブでも、神宿を初めて見る人、アイドルのライブそのものを初めて見る人が多く、ライブ前は、前方で盛り上がるファンと、後方で様子見的な感じで見ている観客と、フロアがはっきりと2つに分かれた。
しかし、ライブが始まると徐々にそのBORDERがなくなっていき、最後には「K・M・Y・D」のポーズで一緒に踊る人たちがフロア全体にまで広がった。
結成から3年、「TOKYO IDOL FESTIVAL」をはじめとしたアイドルフェスではメインステージに立つことが多くなり、シーンの中でも注目される存在となった神宿。
原宿発のグループということもあって活動は関東が中心、これだけ多くのアーティストと一緒にステージに立つフェスもほぼ初めての経験、出番もトップバッターということで、どれだけの人に会場に足を運んでもらえるか、自分たちのパフォーマンスがどれだけ届くのか不安もあったよう。
それでも、この日のライブは彼女たちに手応えを感じさせたはずだ。赤担当の一ノ瀬みかは、自身のTwitterで「あらためていろんな枠組みを超えて行きたいなと思いましたよ。全国ツアーも楽しみになりました。大阪!また待っててね」とライブを振り返り、青担当の羽島めいは「またMINAMI WHEEL出たいな」と次回出場への意気込みを語った。
神宿は11月14日(火)にタワーレコードとのコラボレーベル・神塔から『原宿発!神宿です。』と『原宿着!神宿です。』のアルバム2枚同時リリースが決定。アルバムの発売に合わせて、全国ツアーの開催も決まっている。また、10月15日(日)には再び大阪で、「MAWA LOOP2017」に出演する。
原宿を飛び出し、アイドルの枠をも飛び出して、活動の幅を広げる神宿。原宿を拠点に、これからどんどん全国へと羽ばたいていく彼女たちに、置いていかれないようにしたいところだ。
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