「スポーツ大将」27年ぶりの復活に、たけし『番組が原因で死んだらどうしよう⁉(笑)』

2017/10/17 05:00 配信

バラエティー

「ビートたけしのスポーツ大将」の初回収録を終えたビートたけしとナインティナイン(C)テレビ朝日

テレビ朝日系で11月12日(日)にスタートする「ビートたけしのスポーツ大将」(毎週日曜夜7:58-8:54※初回は夜6:57-8:54の2時間スペシャル)の初回スタジオ収録後に、ビートたけしナインティナインが囲み取材に応じた。

同番組は、1985年~1990年の5年間レギュラー番組として放送され、2015年にスペシャル番組として復活。水泳、ゴルフ、野球、サッカー、卓球など多彩なオリンピック種目で、2020年に開催される東京オリンピックでメダルを狙う天才キッズが、現役のトップアスリートや引退したレジェンドアスリートとガチンコ対決を繰り広げた。そんな伸び盛りの天才キッズたちを応援してきた番組が、レギュラー番組として復活する。

2015年放送のスペシャルに登場した卓球・伊藤美誠選手は、2016年リオオリンピック女子団体で銅メダルを獲得。同じく2015年に出演した卓球・張本智和選手も、2017年の卓球世界選手権個人戦で日本のエース・水谷隼選手を破り、ベスト8に進出するなど大活躍。さらに、ITTFワールドツアー・チェコオープンでは史上最年少優勝を記録するなど歴史的快挙を達成した。

大会委員長を務めるたけしは、これまでゴルフやバドミントンなどで天才キッズと対戦してきた。また、ナインティナインの二人も得意のサッカーの他、岡村隆史は競泳やゴルフなどで天才キッズと戦ってきた。

初回2時間スペシャルでは、たけしとナインティナインは「卓球対決」に参戦。たけしは、2017年の全日本卓球選手権大会バンビ女子の部決勝トーナメント2回戦に進出した“福原愛2世”の呼び声も高い6歳の中田宇海と、岡村は全日本卓球選手権大会バンビ男子の部で優勝した8歳の岩井田駿斗と、矢部は全日本卓球選手権大会ホープス男子の部で優勝した12歳の中村煌和とそれぞれ対決。

5点先取のエキシビションマッチとして試合は行われたが、天才キッズたちはたけしとナインティナインに容赦ないスマッシュ攻撃を浴びせ、翻弄(ほんろう)されっ放し…。たけしは6歳の宇海ちゃんを相手に「小さいころの愛ちゃんを追いつめて泣かしちゃったことがある」という、ある秘策を持って臨むが…!? 天才キッズの段違いの実力にいよいよ大人げない作戦も繰り出す⁉

スタジオでは、リオ五輪銅メダリストの水谷隼選手と天才キッズの5番勝負も。水谷とは中村ら3人のほか、世界卓球選手権で水谷に勝った張本選手の妹・美和も挑戦。さらにスペシャルで水谷に勝利した松島輝空も登場。ハンデがあるとはいうものの、絶対に負けられないと水谷も思わず本気モードに!? たけしとナインティナインも身を乗り出して観戦するほどの大盛り上がりとなった卓球対決の行方に大注目だ。

収録を終えたたけしは、「つくづく年をとったなと思いますね。運動するなんてとんでもない話だよ。でも、負けず嫌いなところがあるから、どうしても力が入っちゃうんだよ」と試合を振り返る。そして、「まぁ俺はこれからは体力がなくなるだけだから、番組が原因で死んだらどうしようかと思っちゃうね(笑)」とニヤリ。

子どもの頃に番組を見ていたという岡村は、「出演する側になるというのがうれしいですね。見たことがある人にとっては懐かしいでしょうし、初めて見る方は、こんな番組があるんだと思って見てもらえると思うので、僕らもいろいろチャレンジしたいです」と喜びとともに意気込んだ。

また、子どもがたくさんの習い事をしていると明かす矢部は、「上の子がもうすぐ4歳なので、今は様子を見ている段階です。僕としてはサッカーを一緒にやりたいですね。あと自転車が好きみたいで。BMXとか乗って、少しぐらいの段差にも怖がらず乗ってしまう。なので、僕も自転車を始めようと思っているんです。46歳にして(笑)」と、パパの顔をのぞかせた。

最後に、たけしは「東京オリンピックまであと約3年。この番組ですごかった天才キッズたちが一流選手になっていくので、誰か一人でもメダルを獲ってくれたらいいなと思っています」とこれから登場する天才キッズたちに期待を込めた。