【SWEET LOVE SHOWER 2017】トークの方が長い!? レキシが爆笑必至のライブを展開!

2017/10/22 17:51 配信

音楽

8月25日~27日の3日間、山梨・山中湖交流プラザ きららにて開催された野外ロックフェスティバル「SWEET LOVE SHOWER 2017」。8月27日に行われた三日目前半のライブの模様をリポートする。

SHISHAMO


【写真を見る】SHISHAMOのライブでは、観客が一斉にタオルを回す圧巻の光景が!(Photo by 上山陽介)(C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017


この日のLAKESIDE STAGE、トップバッターはSHISHAMO。まずはダッシュで現れた吉川美冴貴(Dr)がバンドのタオルを掲げる中、松岡彩(Ba)、宮崎朝子(Vo/Gt)の順でステージに登場。

そして、宮崎の「ラブシャ! ラブシャ女! ラブシャ男! ラブシャ全員! LAKESIDE STAGE一発目やらせていただきます! 最後までよろしくお願いします!」という言葉から「好き好き!」で幕開け。続く「量産型彼氏」では、スクリーンを3分割して、メンバーそれぞれの表情が同時に映し出されるという演出も。

MCでは、観客からの「朝子~!」という歓声に、宮崎が「朝子ちゃん、な?」と冷静にツッコみ笑わせる。さらに、「スイートラブ?」という唐突なフリに観客が「シャワー!」と返すと、宮崎は「みんな臨機応変にやってくれるんだな」と、観客の対応力に驚く場面も。

その後も宮崎は、サングラスをかけた子供を見かけて「生意気に~」とこぼしたり、観客の起床時間を尋ねるくだりで「寝てない」と答えた人に「バカだな。心配だわ。帽子とかで守った方がいいよ」と投げやりに返したりと、持ち前の毒舌ぶりを遺憾なく発揮し、観客を喜ばせていた。

そこから「ラブシャで晴れるって素晴らしいね。あたしたちも1日楽しもうと思ってるんで、最後まで楽しんで!」(宮崎)と語りかけ、新曲「BYE BYE」へ。スクリーンの映像がモノクロに切り替わるなど、彼女たちの楽曲でもひときわロック色の強いナンバーをクールに盛り立てていく。

そして、松岡の「次の曲はタオルを回したいと思います! サビで回してもらえれば。ぜひ元気に回してくだされば!」という呼び掛けから、ライブの定番曲「タオル」を披露。

スクリーンでは、宮崎のイラストでタオルを持っていた方が楽しいことをアピール。サビでフロア一面タオルが回る圧巻の光景を作り出した後は、「持ってない人は物販コーナーまで~♪」というおなじみのフレーズで、スムーズにグッズ売り場へ誘導した。

間髪入れずに「君と夏フェス」へ。8月末の開催ということもあり、まさにことしの“夏フェス”の締めくくりとなるこの舞台にハマり過ぎるナンバーで、観客を大いに沸かせていった。

ラストは「次の曲が最後になります。今日は最後まで体調に気を付けて楽しんでください!」(宮崎)という言葉と共に、「明日も」でライブ終了。みずみずしいパフォーマンスで、朝から詰め掛けた観客たちに元気を注入した。