──「月花夜」には崎山さん自身のアイディアも詰め込まれているのでしょうか?
「レコーディング前に、舞台『煉獄に笑う』の主題歌を担当されていた和楽器バンドさんのライブを見させていただいたんですが、その時にいろいろ感じたことがあって。そのときのライブで感じたことを思い出したながら、歌い方、世界観の出し方を自分なりに研究して、それを提示しました。出だし、落ちサビの歌い方とか」
──和楽器バンドのライブで感じたことが大きかったんですね。
「僕なんかが言うのもあれですけど、素晴らしすぎて同じ舞台で流れるのが申し訳なくなるくらい(苦笑)。本当に勉強になりました。CDで聴くのと生で聴くのとでは全然違いますし、『月花夜』ができるにあたって大きな影響があったのかなと思います」
──今回は“桜men”とのコラボ。こちらも和楽器のプロが集まったユニットですが、レコーディング前にお話などされたんでしょうか?
「ミュージックビデオの撮影のときが“初めまして”だったんですけど、皆さんすごく気さくな方で、初めてが多かった僕には本当に心強い存在でした。その時にそれぞれ、太鼓、尺八、津軽三味線、箏と教えてもらったんですけど、全然できなかったです(笑)。尺八に関しては、音すら出なくて。その道何十年という方たちなので、そりゃあ1日でできるわけないとは思っていましたけど、ここまでできないのか!と(笑)。より有難いなぁと思いましたね」
──その模様は「月花夜(MAKING VIDEO盤)」に?
「多分見られると思いますよ。僕が楽器を練習している姿はさておき(笑)、それを見ることでこの曲がどう作られたかということが分かると思うので、ぜひ見てもらいたいです」
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