フジ系で2月12日(金)に放送される「奇跡の動物園2010〜旭山動物園物語〜」の会見および試写会が3日、東京・銀座のマレーシア料理店で行われ、出演者の山口智充、吉田栄作が出席した。
同作は、北海道・旭山動物園の飼育係が知恵と情熱で理想の動物園を実現させる姿を描く感動ヒューマンドラマの第4弾。獣医兼飼育係の坂内(山口)は、野生に近い動物の展示について若手飼育係・中川(小出恵介)と衝突。本当の野生とは何かを見出すため、獣医の友人・長谷川(吉田)を頼り、マレーシア・ボルネオ島のジャングルを訪れる。
ボルネオのシーンはCGではなく、現地でのロケ。山口は「『奇跡の動物園』の(北海道での)ロケはいつも、自分の人生にとって良い経験になっていますが、今回の第4弾では実際にボルネオに行けて、本当に貴重な経験になりました。それに、ボルネオに着いた3月14日は僕の40歳の誕生日で、記念に残るロケでした」と話す。
続いて山口は、ジャングルロケで驚いたことについて、「すごくよく眠れてびっくりした。短時間の睡眠ですっきりして、最初は『単なる時差かな?』と思ったけど、その後日が経っても気持ち良く眠れた」とジャングルの力の神秘に感動。ロケに同行した吉田も、「ジャングルはすごい。本当に野生動物がたくさんいて、コブラが横切ったりするんです(笑)。あとは星がとにかくすごくて、よく『星がきれいだ』っていうような場所の10倍は(星が)あると思っていただければ」と熱く語る。
吉田は、山口とプライベートでも仲が良いといい、「ボルネオでは、撮影が終わった後、夜ホテルのロビーで一緒にギターを弾いて盛り上がりました。観客はゼロ。僕が歌っているときはぐっさん(山口)が聴いて、ぐっさんが歌っているときは僕が聴き役です(笑)」と明かした。
最後に、山口は「今回の第4弾では、坂内が北海道からボルネオに飛び出して行くので、景色とか見ごたえがあると思います。でも、軸はやっぱり『旭山動物園のため』なので、ボルネオで見たことを生かして、どうしていくのかというところを楽しみにしてください」とアピールした。
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