――高校生たちが古びた不気味な洋館に囚われている設定ですが、セットの印象は?
加藤:もっと暗いお化け屋敷みたいな洋館かなと想像していたら、意外と色使いが鮮やかで、セットもすごく細かくて。恐怖というより感動して、「すごい。ハリー・ポッターみたい」「テーマパークみたいだな」って思いました(笑)。
――実際に演じてみての手応えはいかがでしょう
加藤:私は基本、棒読みで、感情があまり言葉に出ないタイプなので、普段「ごめんね」とか「ありがとう」って言っても、「本当に思ってるの?」って聞かれがちだったので、演技はやったこともないのに苦手意識があったんです。でも内片(輝)監督のワークショップを受けたことで、演技とういものの概念が変わって、演技に対してイヤだなって気持ちがなくなりました。
――加藤さんから見て「迫真の演技だ」と感じたメンバーはいますか?
加藤:佐々木美玲と潮紗理菜は自分の”生理にのっとって”演技していて、見ていて夢中になったし、すごいなって思いました。
――撮影中のハプニングなど、何か印象的な裏話があれば教えてください
加藤:ロウソクを立てる燭台みたいなもので、ある物をバンバンと叩いて壊そうとするシーンがあるんですけど、リハーサルでそれをやってたら、どんどん燭台が曲がってきちゃって…(笑)。本番は燭台が曲がった状態だったので、バレないようにやりました(笑)。あと、みんなが赤い頭巾を被って寝ているシーンがあるんですけど、ほとんどのメンバーが本当に寝ちゃってました、本番の時に(笑)。
――最後に、五十音順で加藤さんの次の齊藤京子さんに一言メッセージをお願いします!
加藤:京子の個性のあるキャラクターのある演技がすごく楽しみなので、めっちゃ期待してるよ~!
【Profile】かとう・しほ●1998年2月2日生まれ。東京都出身。A型。水瓶座。
取材・文=大西淳子
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