「ヘナチョコだと思われては困る」 東山紀之が元宝塚男役に意地を見せる

2010/02/08 15:26 配信

芸能一般

左から女性役初挑戦の大和、マルシア

日本初公演のミュージカル「カーテンズ」の舞台げいこが5日に報道陣に公開され、主演の東山紀之、共演の大和悠河、鳳蘭、マルシアらが意気込みを語った。

同作は'07年にアメリカ・トニー賞を受賞した人気ミュージカル。ボストンの劇場で劇団の主演女優が殺害され、捜査に駆けつけたミュージカルオタクのチョーフィ警部(東山)が犯人捜しと公演の行方に首をつっこむコミカルなミステリーだ。そのほかの共演は大澄賢也、鈴木綜馬、岡千絵、芋洗坂係長ら。

東山は舞台の出来に「たくさんのけいこを積んできましたのでいいチームワークをお見せできると思います」と胸を張る。大和をリフトアップするシーンもあると言い、「ヘナチョコだと思われては困りますから体を鍛えています。稽古場で大澄さんが見せ付けるように腹筋をしていらっしゃるので、負けじと腹筋しています」と話した。

東山が恋に落ちる若手女優を演じた大和は'09年7月まで宝塚歌劇団宙組トップを飾る男役として活躍。本作で女性役に初挑戦し、大和は「お相手がすてきな東山さんですからもう本当に幸せです。男役のころはリフトアップで支える方でしたが、今回は支えられる方。支えてもらうのはなんだか申し訳なくなりますね」と戸惑い気味に語っていた。

大和と同じく宝塚の男役出身で舞台のプロデューサーを演じた鳳は「男性が一緒に舞台にいるのが、最初はすごく異質感があるんですよね。ですが大和さんはとても上手に女性役を演じていますよ。本当に男役をやっていたのかしらと思っちゃうくらい」と大和を激励。共演で作詞家役のマルシアも「最初のころは雰囲気の違いに戸惑っていらっしゃったみたいですが、今は一緒に歌の練習をしたりとすっかり助け合っています」とチームの親密さをアピールしていた。