阿佐ヶ谷スパイダースが2年ぶりの本公演「アンチクロックワイズ・ワンダーランド」を1月21日(木)〜2月14日(日)、本多劇場にて上演中。平成20年度文化庁新進芸術家海外留学制度でのロンドン留学を経た長塚圭史の、帰国後初の新作公演となる。
今回の公演にあたり、前半にプレビュー公演期間を設定するほか、毎公演20席限定の「R20シート」を3000円で販売。この「R」はReasonable(手ごろ、安い)、Restriction(制限)の意味を含んでいる。「高い観劇料は、次世代を担う若者たちがいい作品を観られなくなってしまう。幅広く、たくさんの人に舞台を観てもらいたい」という長塚の意向がくまれている。
出演は、メンバーの中山祐一朗、伊達暁、劇団猫のホテルの看板俳優で「週刊ザテレビジョン」での連載も大好評の池田鉄洋、阿佐ヶ谷スパイダースへは3回目の出演となる小島聖、映像のみならず、多くの舞台経験を積む馬渕英俚何、ナイロン100℃の村岡希美、Piperの山内圭哉ら長塚作品ではなじみある役者ずらり。さらに、花組芝居の加納幸和、ドラマ、映画でも活躍中の光石研、新国立劇場養成所一期生の内田亜希子が加わった。
いままでの“阿佐スパ”とはまた違った、さらなるステージにあがった長塚ワールドを堪能できるはずだ。
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