内野聖陽が強烈な個性を持つ検視官を演じた「臨場」が1年振りに帰ってくる!

2010/02/12 15:02 配信

ドラマ 芸能一般

今作では現代日本で実際に起きている事件を題材に物語を構成していく

テレビ朝日は4月より、現在「相棒」を放送している水曜9時枠で、'09年に放送した内野聖陽主演のドラマ「臨場」を新たに放送することを発表した。

横山秀夫氏の小説が原作の同ドラマは、警視庁刑事部鑑識課検視官・倉石義男(内野)が物言わぬ死者の声を聞き、現場に残されたすべての事象から事件の概要を“見立て”、事件を解決していく。型破りで強烈な個性を持つ倉石は、死者の声を根こそぎ拾い、事件を読み解く。今シリーズでは孤独死や虐待、冤罪(えんざい)、介護殺人など現代日本で実際に起きている事件を題材に、白骨死体の検視や、バラバラ殺人の死体の検視などに挑む。

再び倉石を演じる内野は「フィクションの大胆なイメージと、警察もののリアリティーを戦わせながら、死体の声を根こそぎ拾い上げる誇り高き男を、チャーミングかつ、強烈に演じてゆきたいと思っております」と力強くアピールした。

佐藤涼一プロデューサーは「前回の『臨場』を愛してくれた皆様の声に後押しされての新ステージです。原作の新作や、前回扱えなかった作品をメーンとして、オリジナルを加えてストーリー構成します。強烈な個性の倉石を中心に、前シリーズ以上に濃厚な人間ドラマを圧倒的に描き切りたいと思います」と意気込みを語った。

共演者は、検視補助官から検視官心得に昇進した小坂留美役の松下由樹、準キャリアとしては異例の早さで検視官心得から捜査一課・警部補に昇進した一ノ瀬一之役の渡辺大、倉石と対立しながらも認め合う同期の捜査一課管理官・立原真澄役の高嶋政伸らの続投が決定している。