11月9日(木)夜9時から第5話が放送される米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54テレビ朝日系)に、間宮祥太朗がゲスト出演することが分かった。前人未到の29連勝を達成した藤井聡太四段をほうふつとさせる若き天才将棋棋士を演じる。
第5話にゲスト出演する間宮祥太朗の役どころは、連戦連勝を重ねる22歳の天才棋士・五反田五郎五段。自身の将棋経験について間宮は、「小さい頃、父と一緒にやったことがあるので、ルールは分かるんです。でも、プロ棋士とは全然、次元が違いますからね(笑)」と経験がありながらも、特定の実在する棋士ではなくオリジナルの棋士像を目指し、駒の持ち方や所作を教わりながら撮影に臨んだという。
そんな間宮は、フリーランスの天才外科医・大門未知子を演じる米倉との共演は、今回が初。米倉について「実は昔、スタジオでお見かけしたことがあるんです。『あぁ、芸能界というところは、こんなにきれいな人がいるんだなぁ!』と思ったんですけど、今回も本当にキレイでした!」と初共演の喜びを語った。
一方、米倉は「最初に撮影したシーンで、とても上手に(将棋を)打っていたのでビックリしました!」と間宮を絶賛。さらに、「話しやすい雰囲気を持っている方だな、というのが第一印象。実際にお話ししてみると、ポンポンと答えが返ってくるので、会話も撮影もとても楽しくできました」と笑顔で明かした。
米倉と間宮が天才同士の交流を演じる第5話のメインテーマは、現代社会を投影した“人間 vs人工知能(AI)”のせめぎ合い。最後に、間宮は「病院の屋上で大門先生と向き合うシーンは、とくに肝となる場面なので、気を引き締めて挑みました」と見どころをアピールした。
医療界のトップに君臨する内神田景信(草刈正雄)は、ある思惑から「東帝大学病院」に最先端の人工知能診断システム「ヒポクラテス」を使うよう提言した。病院長の蛭間重勝(西田敏行)は内神田に従おうとするが、外科副部長の鳥井高(段田安則)はAIによる診断に懐疑的な姿勢を見せる。
そんな中、世界最強の将棋ロボットと対局中だった若き天才棋士・五反田五郎(間宮)が腕のけいれんを起こして意識を消失し、東帝大学病院に運び込まれた。病名を特定できない鳥井は、当初反対していたヒポクラテスの診断結果を受け入れ、脳腫瘍と断定する。フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)は、「なんか違う」と反論するものの、彼女も病名を特定できずにいた。
その後、脳腫瘍の疑いがますます濃厚になった五反田は、ヒポクラテスが示した手順に従って脳腫瘍の手術を受けることに。AIが診断した症例を失敗させるわけにはいかない蛭間は、未知子を執刀医に指名する。未知子は「いたしません」と突っぱねるが、そのとき彼女の脳裏をある光景がかすめた。
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