11月1日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジ系)で、加藤綾子が明石家さんまを「もう、危なっかしいですよ!」とたしなめる一幕があった。
番組は“コンビニ・スーパーの新常識”と題し、コンビニ・スーパーの基本的な営業戦略や消費者心理を突き詰めて購買意欲をかき立てるための店舗工夫などを、各分野のスペシャリストが解説。これを逆手に取って、消費者が得をするための方法を紹介した。
経済心理評論家・徳田賢二氏は、スーパーの平日セールは主婦向けだが土日セールは夫向けの内容となっており、商品の底値などを熟知している主婦ではなく、土日に買い物に来る夫を狙ってセールを仕掛ける傾向があると解説。
これを受けて節約評論家・和田由貴氏が、コストの低い単色チラシには目を引くために特価商品が、カラーチラシには週末向けの高級商品が掲載されることが多いと付け加えた。
さらに、チラシの原稿は2週間ほど前に入稿されるため、台風などの天災で野菜の価格が高騰した際には数日前のチラシを再確認し、高騰前の価格になっている野菜を探すようアドバイス。
ほか、スーパーでは前日の天気予報から入荷量を決めているため、突然のゲリラ豪雨などで客足が鈍りそうな際には早くに値引きセールが仕掛けられる傾向を説明し、スーパーは突然の雨天時が狙い目だとも語った。
ただし、疲労評論家・梶本修身氏は、激安店や遠方の店舗で日常的に買い物をする購入者は太っていくというフランスの調査結果を紹介し、安いからと買い貯めをし、無駄にしてはもったいないからと食事量が増えるためと説明した上で、肥満の危険性を示唆した。
これを受けてマツコ・デラックスが「遠いって何キロ?」と尋ねると、脳科学評論家・澤口俊之氏が脳科学の定義では自転車で30分程度と補説。
「それ遠いで!自転車、俺、すっごい速いから」と声を上げた明石家さんまを、加藤綾子が「速そう!もう、危なっかしいですよ!!」とたしなめ、スタジオに笑いを呼んだ。
次回は11月8日夜9:00より放送予定。ゲストは千鳥が登場する。
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