稲垣・草なぎ・香取 解散時から現在までの心境を吐露「ゼロになろうと思った」

2017/11/04 00:05 配信

バラエティー

堺正章と72分の本音で語った稲垣、草なぎ、香取

AbemaTVで放送中の「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」で、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が堺正章と72分トークを展開。2016年12月31日のSMAP解散時に稲垣、草なぎ、香取と中居正広、森且行の5人が集まった焼き肉店を会場に行われ、当日の様子などが語られた。

会場となった焼き肉店は、堺正章プロデュースの店。当時、稲垣がこの店を経営する会社に知り合いがいたことから、5人が集まる店として選んだ。その時の様子は重苦しいものではなく、お疲れ様会のような様子だったと稲垣。香取は「僕らがその時抱えている気持ちとは別に、20年ぶりくらいに森くんに会ったので、(香取らとの再会を喜ぶ)森くんのテンションの高さに圧倒され、それで和んだ」と述懐した。

しかし、5人が集まっていることをかぎつけた週刊誌記者らが外に殺到し、あわただしい中、解散してしまったため、参加者の誰も支払いをしておらず、稲垣の知り合いの経営者が「新しい門出だから」と払ってくれたことを明かした。

そんな3人が立ち上げた「新しい地図」に関して、香取は「『新しい地図』というファンサイトは一緒だけど、(活動は)個人個人。グループ名ではない。でも一緒にこんな新しい試みはやってみたかった」と明かし、今後の方向性に関して草なぎは「この72時間(ホンネテレビ)が第一歩。今回番組で歌を作ったが、グループではないんだけど、3人で歌っているという気持ちの変化があった。(番組を通じて)何かつかめるものがあるはず」と語った。

そんな中、堺は自身が所属していたスパイダースの解散とソロでの活動を開始した時の経験を引き合いに、3人に解散時と現在の心境を確認。

稲垣は「帰る場所がないという空虚な気持ちは、今までに経験したことがないものだったが、前に進むということをポジティブに考えた」と当時の心境を吐露。「胸にぽっかりと穴が開くというのもゼロではなかったが、今までもいろいろ経験してきたので」とポジティブな気持ちであることを明かした。

草なぎは「こういう形にはなったが、楽しめている自分がいるというのも真実。それを信じて『新しい地図』を立ち上げたので、これを大事にして、真っ白な地図にほんとに自分が楽しいと思うことを塗って、作っていけたら」と前向きな心境を語った。

香取は「幸せすぎてビックリしている。こうしようと決めた時に僕は『ゼロになろう』と思って2人(稲垣・草なぎ)ともいっぱい話した。2人とか3人とかじゃない。個人個人の人生の問題だと。そうした時に二人(稲垣・草なぎ)とは、思う気持ちの先が一緒だった。ただ『ゼロになるしかない』と思っていたが、幸せなことに自分が思うよりも早い速度で大きな仕事をさせていただけている。今は力になってくれた方に返さなきゃと思う気持ちが強い」と語った。