知英“一人7役”で七変化！人気海外ドラマのリメーク決定

12月2日(土)より、ドラマ「オーファン・ブラック～七つの遺伝子～」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジ系)がスタート、主演を知英(ジヨン)が務めることが分かった。知英は元KARAのメンバーで、「知英」名義で日本を中心に女優活動を開始。本名義では初の連続ドラマ主演となる。

本作は、BBCドラマ「ORPHAN BLACK」のリメーク作品で、日本の放送局がBBC放送ドラマをリメークするのは初の試み。2013年にアメリカやイギリスで放送されると、そのアップテンポで刺激的なストーリーが熱狂的に支持され、現在シーズン5まで放送されている人気作だ。

日本版では、そのサスペンスフルな展開を踏襲しつつ、ヒューマンドラマの要素を加えたヒューマンサスペンスとしてリメーク。元孤児でシングルマザーの主人公・青山沙羅を知英が演じ、“一人7役”という難役に挑戦する。

舞台を日本に移した本作は、生活に困窮した沙羅(知英)が“自分とうり二つ”の女性・椎名真緒子(知英)の飛び込み自殺を目撃。沙羅は死んだ真緒子に成り澄まし、真緒子の財産を奪いまな娘を連れて逃亡を図る…というストーリーだ。

今回のオファーについて知英は「主演のお話をいただいたときは、喜びよりも『本当に私でいいの!?』という驚きでした。BBC版オーファン・ブラックはストーリーの展開が早く、内容も衝撃的で、中毒性があり私もドキドキしながら見ていました。

その作品を自分が主演でやることも信じられないですし、プレッシャーしかないですが、とにかくやるしかないという心境です」と、人気海外ドラマのリメーク作品への出演に驚きを隠せない様子。

また、一人7役について「共演者がほぼ自分というのも初めてなので、どうなっていくのか自分でもまだ分かりませんが、7役を一気にやるということは女優人生でもなかなか無いことですし、今後の糧になると思います」とコメント。

衣装やメークだけでなく、日本語・英語・韓国語と言語もさまざまなキャラクターを演じる。知英は「もちろん等身大の大学院生もありますが、刑事だったり、暗殺者だったりと役の振り幅がかなり大きいので、この撮影期間中自分自身の人格も分からなくなりそうです。この大きな試練に大きな決意をもって、チャレンジしたいと思っています」と、本作への強い意気込みを語った。