「ドクターX」朝ドラ女優・シャーロットが“マッサン”ならぬ“マーさん”と熱愛!?

2017/11/08 06:00 配信

ドラマ

「ドクターX」でシャーロット・ケイト・フォックスが米倉涼子と初共演(C)テレビ朝日

11月23日(木)に放送される米倉涼子主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第7話に、シャーロット・ケイト・フォックスのゲスト出演が決定。元恋人を追って日本にやって来た元外科医を演じることが分かった。

“マッサン”に引きずられて“マーサン”の発音にひと苦労!?


NHK連続テレビ小説「マッサン」(2014~2015年、NHK総合ほか)で、日本人夫を一途に愛するスコットランド出身のヒロインを演じたシャーロット。本作で演じるのは日本人の元恋人“マッサン”ではなく、“マーさん”を追ってアメリカから来日した元外科医のナナーシャ・ナジンスキー。ナナーシャは、ロシア赴任時代に東帝大学病院の外科医・原守(鈴木浩介)が付き合っていた恋人だったのだ。しかし、原は自身の出世がかかったお見合いの最中で、大人の事情も絡んでいることからナナーシャとの復縁には消極的。さらに、ナナーシャが脳腫瘍で余命3カ月であることや、外科医を辞めている事実なども判明する。大門未知子(米倉)は自分にオペさせるよう進言するも、ナナーシャはなぜか拒絶する…というストーリーだ。

シャーロットは今回の撮影で難しかった点について、「朝ドラで2000~3000回は言った“マッサン”の発音を引きずって、(“マーサン”が)少しヘンな発音になっちゃったり…」と苦笑い。そんなシャーロットが“失敗しない”ためのせりふの覚え方は、ローマ字表記と各単語の意味やきちんと英訳した文章を記した台本を、何度も何度も音読して覚える方法だそう。「台本を読むだけでも、すごく時間がかかります。毎回、知らなかった単語が出てきますから。今回も“責任”や“腹腔鏡”など、初めて聞く日本語があって苦労しました」と母国語以外での演技に悪戦苦闘したようだ。

シャーロットの絶妙な日本語アドリブに、米倉涼子も感心しきり!


シャーロットと、フリーランスの天才外科医・大門未知子を演じる米倉の共演は、今回が初めて。シャーロットの印象について米倉は、「シャーロットは日本的で繊細な感覚の持ち主。私の方が大ざっぱかもって思うくらい(笑)。 日本語も上手で、ちょっとしたニュアンスの日本語アドリブが飛び出したときは驚きました」と、感心したよう。

一方、シャーロットも、「(米倉)涼子さんは賢くてパワフル! それに、とてもかわいらしくて、俳優に欠かせないユーモアセンスを持った面白い人です」と大絶賛。そして、「常に互いのパワーをぶつけ合い、すてきな共演を堪能できました」と、初共演を笑顔で振り返った。

米倉も、「『ドクターX』にはなかなかない恋のお話も相まって新鮮!」と第7話をアピールした。

第7話(11月23日[木]放送)あらすじ


東帝大学病院の病院長・蛭間重勝(西田敏行)のもとへ、医療界のトップに君臨する内神田景信(草刈正雄)の妻・小百合(戸田菜穂)から、やんごとなき依頼が舞い込んだ。従妹である萌々香(小飯塚貴世江)の見合い相手を医局の中から見繕ってほしい、という。

白羽の矢が立った外科医・原守(鈴木浩介)は意気込んで萌々香との見合いに臨むが、そこへ突然、フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)が外国人女性をともなって乗り込んでくる。その外国人女性は、原がロシアの病院に勤務していた当時、恋人関係にあったアメリカ人外科医ナナーシャ・ナジンスキー(シャーロット・ケイト・フォックス)だった。ナナーシャは何を思ったのか、超一流の腕を持つにもかかわらず外科医を辞め、原に会いたい一心で日本にやって来たらしい。

思わぬ事態に見合いの席を設けた蛭間夫妻は激怒。ナナーシャと縁を切るよう命じられた原は、本人に事情を話して穏便に事を済ませようとする。ところが、滞在予定の3カ月間だけでいいから自分と一緒にいてほしいとナナーシャに懇願され、原の心は揺れる。

そんな折、未知子はナナーシャの些細な異変を察知。すぐさま検査すると、完全切除が極めて難しい脳腫瘍を患っていることが判明する。このまま放置すれば、ナナーシャの余命は3カ月が限度。未知子は自ら執刀を申し出るが、ナナーシャは手術を拒絶し、やがて姿をくらませてしまう。