【May'n武道館への道!第5弾-前編-】エネルギッシュなステージにファン約1万人が熱狂、武道館公演を振り返る!

2010/02/16 12:51 配信

音楽 芸能一般

May'nは最初の一曲に選んだ「ユニバーサル・バニー」などを熱唱

歌手のMay'nが、1月24日に初の単独武道館公演「BIG☆WAAAAAVE」を開催。約1万人の観客が集まった公演は、アンコールの声の代わりにMay'nの愛称“部長”コールがあがるほど盛り上がり、May'nも“部員”たちにエネルギッシュなステージを見せ圧倒した。

'08年に放送されたアニメ「マクロスF」のキャラクター、シェリル・ノームの歌唱パートを担当したMay'nは、その後もアニメ「シャングリ・ラ」('09年)の主題歌「キミシニタモウコトナカレ」を発表、'09年11月25日には「劇場版 マクロスF 虚空歌姫〜イツワリノウタヒメ〜」の楽曲を収めたシェリル・ノームstarring May'n名義のアルバム『ユニバーサル・バニー』と、May'n名義で初のフルアルバム『Styles』を同時リリースするなど精力的に活動してきた。

楽曲群の充実とともに迎えた武道館公演。May'nが最初の一曲に選んだのは、前述のアルバム『ユニバーサル・バニー』のリード曲「ユニバーサル・バニー」だ。軽快でドラマチックなこの楽曲に続いて、『Styles』のトップを飾ったダンスナンバー「Get Ready」で一気に観客のテンションを上げた。

その後は「ライオン -May'n ver.-」や「pink monsoon」「ダイアモンド クレバス」など「マクロスF」のナンバーや、May'n名義の楽曲「standing bird」「XYZ」「パラノイア」などをバランスよく配して歌い、歌唱力の幅広さを感じさせた。合間には総勢24人のダンサーたちとのダンスも披露。武道館という広いステージを生かしたパフォーマンスで観客を魅了した。

後半は「ノーザンクロス」と「射手座☆午後九時 Don't be late」という「マクロスF」からのヒット曲、「キミシニタモウコトナカレ」などパワフルな楽曲で畳み掛ける。アンコールの最後には『Styles』のリード曲であり、May'nが20歳になった記念に制作されたという壮大なバラード「Deep Breathing」をドレス姿で歌い上げた。

初の単独武道館公演というチャレンジを果たし、May'nは「何かに挑戦してみようと思ったときに尻込みせずにとにかくやってみようと、いつも思っているんです。この『Deep Breathing』という楽曲も挑戦しないと世界は開けないし、目標も見えてこないんだというメッセージが込められていますが、皆さんがもっともっと前に進むきっかけを今日この日に得てくれたらこんなにうれしいことはありません」とコメント。

終幕前には涙を浮かべながら観客に手を振り、「今日ここにいる皆さんは“BIG☆WAAAAA部”の部員! 一人ぼっちじゃないんだということを忘れないでください!」と締めくくった。

後編では公演を終えたMay'nへのインタビューを敢行する。