「トットちゃん!」近藤真彦が昭和の名優、故・森繁久彌役を熱演!

2017/11/10 05:00 配信

ドラマ

帯ドラマ劇場「トットちゃん!」で黒柳徹子を演じる清野菜名(C)テレビ朝日

テレビ朝日系ほかで放送中の“帯ドラマ劇場”「トットちゃん!」(毎週月~金昼0:30-0:50ほか)で、近藤真彦が昭和を代表する名優、故・森繁久彌役で出演することが分かった。

同ドラマは、40年以上の長きにわたって「徹子の部屋」(毎週月曜~金曜昼0:00-0:30、テレビ朝日系)の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍を続けてきた黒柳徹子とその家族の激動の昭和史を描く。

黒柳がNHKの専属女優だった頃から親交があり、「徹子の部屋」の第一回目(1976年)のゲストでもあった森繁は、文化勲章や紫綬褒章、国民栄誉賞などを受賞するも、2009年に惜しくもこの世を去った。

近藤もまた、黒柳とは「ザ・ベストテン」(1978~1989年TBS系)時代から親交が深く、「仕事で会うより、プライベートでお会いすることの方が多く、しょっちゅう“リアル徹子の部屋”をやっている感じです(笑)」と仲の良さをうかがわせた。

黒柳本人も近藤の出演を望んでいたものの、キャスティングについては制作側に一任しており、近藤が森繁役に決定したことを報告した際は「『エッ!』と驚いていらっしゃいましたが、そのあと『もうあなたに任せたわ』というお言葉をいただきました」とエールを送られたことを告白。

「おやじのヒゲ13」(1992年TBS系)などで森繁と共演経験がある近藤は、「さまざまな映画作品を拝見し、もちろん『徹子の部屋』第一回目の映像は数えきれないぐらい繰り返して見ました」と明かす。

さらに、「本当に魅力的な方。森繁さんの自然体が、見る人を感動させてきたのではないでしょうか。僕も最初は森繁さんのものまねをした方がよいのか、近藤真彦が演じる森繁久彌がよいのかいろいろ悩みましたが、その中間でうまく演じられた気がします」とアピールした。

近藤が演じる森繁が登場するのは、11月24日(金)放送の第40話から。「知床旅情」をしっぽりと色っぽく歌い上げ、「きちんと森繁久彌として歌うことができたと思います」と語る近藤の歌声にも注目だ。