注目のアーティスト・サスライメイカーが“元ホームレス中学生”の格闘家・高嶋龍弘選手を激励!

2010/02/16 20:03 配信

芸能一般

磯部俊行、高嶋龍弘選手、たがみ、みつを(写真左から)

SHOOT BOXING 2010年シリーズの開幕戦「維新-ISHIN-其の壱」が13日、東京・後楽園ホールで開催。'09年8月に放送されたドキュメンタリー番組「約束のチカラ」(NHK総合)で“元ホームレス中学生”として紹介されたSB日本フェザー級5位の高嶋龍弘選手が出場し、同選手のテーマ曲「ニクル」を手掛けたアーティスト・サスライメイカーが、リング上でライブを行った。

サスライメイカーは、磯部俊行、みつを、たがみの3人が'06年に結成したユニットで、元LUNA SEAのベーシスト・Jが主催するレーベル「INFERNO RECORDS」に所属。高嶋選手のテーマ曲のほか、4月3日(土)より渋谷・シネマアンジェリカにて公開される映画「ViVA!kappe(ビバ!カッペ)」の主題歌「アノネ」なども手掛けている。この日は、同映画の主演を務めた西尾舞生もリング上に姿を見せ、「この映画は、日本の“農業”に対する見方が変わるような作品です。おしゃれな農作業ファッションにも注目してください」とPRした。

「約束のチカラ」の放送を見て感銘を受け、試合を観戦した後に「テーマ曲を作らせてください!」と直訴したという磯部は「高嶋選手の生い立ちを歌詞に織り込み、自分なりの言葉でその力強い生き方を表現してみました」と曲に込めた思いを告白。みつを、たがみも共に、「魂を込めて作った曲です」と声をそろえた。一方、この日の試合でTKO勝利を収めた高嶋選手は「まさか自分のオリジナルテーマ曲ができるなんて思ってもいませんでした。つらかった時期の思いを、切なくもあり、前向きにもなれる歌詞で表現していただけて本当にうれしいです」と満足げにコメント。試合後に対面したサスライメイカーの3人と握手を交わし、さらなる活躍を約束していた。