「とぼけた顔してババンバン」とか「ババンバ バン バン バン」とか…。
言葉自体の意味は全然分からないのに何のことかすぐ分かる。メロディーをつけなくても、文字の並びだけでリアルタイムでは知らない筆者でもピンとくるワードになっている。
それも、よくよく考えるともう40~50年前には既にあった言葉(歌詞)だって言うんだから、名曲は時代を超えるなあ~。
各局で放送されているドラマやバラエティー、アニメなどを事前に完成DVDを見て、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。
今回は、そんな「ババンバ バン バン バン」な名曲が堪能できる、11月12日(日)夜7時から放送のニチファミ!「三宅裕司と春風亭昇太のサンキュー歌謡曲一座~ナウなピースでこまっちゃうナ~だめだこりゃ編~」(フジ系)を取り上げる。
懐メロ系音楽番組が似合う男・三宅裕司と、日曜夕方の“猛獣使い(?)”春風亭昇太の2人がMCとしてコンビを組む同番組。
1960年代から70年代までの日本歌謡史を「こまっちゃうナGS時代」(1966~67年)、「ナウなピース時代」(1971~72年)、「だめだこりゃ時代」(1976~77年)と3つの時代に分けて、その時代の名曲や今だから明かされる芸能界の裏話を紹介していく。
「こまっちゃうナGS時代」には山本リンダや布施明らが、「ナウなピース時代」では小柳ルミ子が「瀬戸の花嫁」を歌うほか、布施&松崎しげるによる尾崎紀世彦の「また逢う日まで」カバーなど。
そして「だめだこりゃ時代」では、ももいろクローバーZの佐々木彩夏、玉井詩織、高城れにが登場し、加藤茶や仲本工事、高木ブーら“こぶ茶バンド”とのコラボに挑戦。デュエット企画では、ももクロの3人が黒沢博(ヒロシ)と共に名曲「3年目の浮気」を披露する。
ほか、「山口百恵の名曲特集」では森昌子と三浦祐太朗と阿木燿子がテレビ初共演。幅広い世代が楽しめる番組になっている。
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