号泣&リタイア!?「声優サバイバル4」波乱の幕開け!

2017/11/13 17:28 配信

アイドル

「声優サバイバル4」11月7日放送で「スタートダッシュ賞」に輝いた品川サヤカ

11月7日、動画配信サービス「生テレ」の人気企画「声優サバイバル」の最新シーズンである「声優サバイバル4」が幕を開けた。この日に放送されたオープニング・スペシャル放送には23名の参加者が登場。今回は1位に雑誌「声優グランプリ」のグラビア&インタビュー、角川スニーカー文庫作品のオーディオドラマに出演、2位~7位に角川スニーカー文庫の作品のオーディオドラマ出演最終審査へ進出(2名採用予定)の権利をかけて個人放送にて競い合う。

初参加者や前シーズンからの連続参加者が入り混じる今回の「声優サバイバル」。冒頭に設けられた1分間の自己紹介の場面でも、時間をフルに活用し大いに自己アピールする余裕を持った参加者もいれば、緊張のあまり自己紹介の途中で泣き出してしまう者も。これにはメインMCの天津・向も「誰でもいいから抱きしめてあげて!」と困惑した。

さらに今回からルールが変更。今後、11月21日、12月5日、19日に「声優サバイバル」の放送があるが、放送前日0時の時点で生テレが設定したドリームポイントに達成していない場合、そこで脱落に。より過酷となった新ルールの発表に、参加者から「え~」という悲鳴が上がった。

そんな過酷を極める今回のレースを前に、番組内で個人放送の練習を兼ねた企画も用意された。「私を推して!愛して!アピールタイム」と称されたこの時間は、各自の個人放送の雰囲気を目の当たりにし、視聴者が参加声優の中から“推し”を決める目的も含んでいる。したがって各参加者は「降りる駅を間違えた」という天然キャラを生かしたエピソードを披露する者、愛知県からバスで6時間かけて参加した意気込みを熱く語る者、オリジナルのギャグを披露する者など、1分間の時間を使って見事に個性を発揮し、視聴者にアピールしてみせた。

視聴者数も1500人を超えたころ、番組も佳境に。角川スニーカー文庫編集部から名物編集者の「おにぎりマン」が登場。今回の賞品であるオーディオドラマ出演権で採用される小説で、第22回スニーカー大賞【秋】の特別賞を獲得した「特殊性癖学級へようこそ」を紹介した。タイトルからしてエッジの効いている今作。少しお色気要素もある学園コメディということだが、なんと、作品名や詳細を聞いた参加者のひとりがまさかの辞退! MCの向は「勇気ある英断だと思います」とねぎらった。

そして、放送内でも朗読バトルも開催。「この素晴らしい世界に祝福を!」の暁なつめによる新作「戦闘員、派遣します!」の冒頭を全員が朗読し、最も良かった参加者1名を「おにぎりマン」が選考。「スタートダッシュ賞」として、Webサイトザテレビジョンに写真&コメントが掲載されるというものだ。声優の基礎とも呼べる、キャラクターに命を吹き込む作業に全員が堂々挑戦。シリアスな雰囲気を醸したり、軽妙なやりとりでコミカルさを演出したりと、各々が考えてきたアプローチで演じ切った。そして! 「軽快でコメディ的な演技が見事。また男性キャラと女性キャラの演じ分けと、漫才にも通ずる“間”が最高」と絶賛された品川サヤカがみごとに「スタートダッシュ賞」に輝いた。

しかし「おにぎりマン」曰く、「実力は僅差」。12月23日まで続く過酷なレースを制するのはいったい誰なのか? それぞれの個人放送をチェックし、冬の寒さを吹っ飛ばす熱い応援で参加者を盛り上げよう!

スペシャルインタビュー 品川サヤカ


番組内で行われた企画に勝利しみごとに「スタートダッシュ賞」に輝いた品川サヤカ。特典であるインタビューを遂行するべく、生放送終わり間もない、まだ緊張感の残る彼女を直撃した!

――まずは、「スタートダッシュ賞」おめでとうございます!

「ありがとうごさいます!!」

――1時間半の生放送を振り返ってみていかがでしたか?

「めちゃくちゃ緊張しました! 私は初参戦なんですが、周りは連続出場されてる方もいらっしゃるし、声優としても実力のある方ばかりですし…でも、絶対にあきらめない!という強い気持ちで挑みました」

――今回、このレースに参加された経緯は?

「以前に『声優サバイバル』に参加していた蒼みこちゃんと友達なんですが、話を聞いていて私もトライしたいと思っていました。昔から声優になりたいと夢見ていたんですが、実は一度挫折し、地元の北海道に戻って介護のお仕事に就いていた時期もあるんです。でも、人生は一度しかない! ここで諦めたらダメだ! と再度、声優への道を目指すことに決めたんです。ですので、他の参加者の方にも、この“思い”だけは負けません!」

――今回の朗読の企画でも、かなり読み込んでイメージトレーニングされてきたなという印象を持ちました。

「私は低音と高音の使い分けが自分の持ち味だと思っています。毎日、お風呂上りにドライヤーで髪の毛を乾かしながら男性の声、女性の声を練習しました! だけど、今日の出来は100点満点で言うと70点かな(笑)」

――今後、個人放送のこういうところを見てほしい! みたいなアピールポイントを教えてください。

「もちろん参加者の方は全員女性で、綺麗な方ばかり。私は先ほども言いましたが男性ボイスが武器なんで、男の子みたいな、カッコいい放送がしたいですね! 以前はこの低い声がコンプレックスだった時期もあったんですが、今はこの個性を存分に生かせればと思っています!」

――これからタフなレースが続きます。改めて意気込みを!

「自分は何をするでも他の人と一緒が嫌なんです。だから今日も、可愛い女性がいっぱいの現場だったので、あえてボーイッシュな格好で挑みました。個人放送では、北海道出身なんで方言が聴きづらい部分もあるかもしれませんが『あれ、なんかこの子は違うな』って応援していただければ嬉しいです! 自分らしく、楽しく2カ月頑張っていきます! それと、11月28日、12月18日、ロードオブメジャーのリーダー兼ベーシストとして活躍されていた松本賢一さん主催のライブに出演します。尊敬する声優である松本梨香さんの歌を中心に歌いたいと思いますんで、よかったら来てください♪」

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