中島みゆきと坂本龍一のコラボを再発見

2018/01/17 11:46 配信

音楽

中島みゆきの3rdアルバム『あ・り・が・と・う』にはキーボードに坂本龍一、ベースに吉田健らが参加

中島みゆきが、これまで発表した1990年までの初期アルバム18作品を完全リマスタリング音源、高音質CD仕様で3月より順次発売する事が決定した。

中島みゆきは、昨年11月に通算42枚目のオリジナル・アルバム『相聞』を発表。2017年末から2018年にも『「夜会工場」VOL.2』コンサートツアーなど精力的に活動中。その中で、1976年のデビュー・アルバム『私の声が聞こえますか』から1990年の『夜を往(ゆ)け』までの18作品を、リマスタリングした高音質CDとして3月から順にリリースする。

リマスタリングされる18作品には、名曲「時代」を含むデビューアルバム『私の声が聞こえますか』から、「わかれうた」やドラマ「3年B組金八先生」の挿入歌「世情」が収録される4枚目のアルバム『愛していると云ってくれ』などヒット曲や話題曲が凝縮されている。

2000年代にも、TOKIOの「宙船(そらふね)」、ももいろクローバーZの「泣いてもいいんだよ」などの提供曲もセルフカバー。初期18作品の中では、通算6枚目の『おかえりなさい』がセルフカバーの先駆けで、研ナオコの「あばよ」や加藤登紀子の「この空を飛べたら」などが収められている。

さらに当時のアルバム収録ミュージシャンには、キーボードに坂本龍一、ベースに吉田健など、夢の組み合わせともいえるメンバーが参加。中島みゆきと大物ミュージシャンの組み合わせに注目する事でも楽しめる18作品になりそうだ。