11月10日放送「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)では、大人気企画「ひとり農業」が放送された。元金スマディレクター・渡辺ヘルムート直道が、10度目の稲刈りを迎えた。悪天候や台風21号の影響で収穫量は激減したが、品質は過去最高レベルに。収穫された新米と、畑で収穫された野菜で作ったおかずがスタジオでも振舞われ、MCを務める中居正広も舌鼓を打った。
10年目となった「ひとり農業」企画。記録的な冷夏に見舞われた今年の夏、渡辺が住む茨城県常陸大宮市の日照時間は例年の45%だったそう。雨が多く、稲の収穫にとって悪条件の日が続いていたのに加え、台風21号が田んぼを襲う。渡辺の日記にも「米づくり、最大のピンチ」と記されており、厳しい年であったことが明らかとなった。
実際に今年の稲の収穫量は50キログラムで、例年の半分にも満たなかった。しかし、うまみを食味値という数値で表す機械で米の味を調べると、食味値は86。極上とされる85を超え、厳しい環境に耐えた結果、とても美味しいお米になったようだ。
番組では、稲刈りだけでなく、渡辺が畑で育てた野菜も収穫。秋に旬を迎える新生姜が大きく育ち、渡辺は新米に合うおかずづくりに挑戦。その中で紹介された「生姜味噌」は、新生姜をみじん切りとすりおろしにし、自家製味噌を加えて炒めるだけの簡単レシピ。白米にのせても、焼きおにぎりにしても、とても美味しいそうだ。
スタジオでも収穫された白米と、渡辺の手作りおかずが振舞われた。新米を一口食べると、中居は満面の笑みで「おいしー!」と一言。さらに生姜味噌が特に気に入った様子で「こりゃうまい!」と白米と一緒に頬張っていた。中居は生姜味噌について、「生姜焼きの肉なしって感じ」「おれ生姜焼き好きだから」と独特な表現で褒めていた。