――この1年半で、本作をはじめ「仮面ライダーエグゼイド」「花にけだもの」などに出演されていますが、演じるということについてどう思いますか?
すごく難しい質問ですね。この作品にクランクインする前は、「演技って何だろう?」という感じでしたが、今ではなんとなくその楽しさが分かってきたので、より上を目指そうと思うようになりました。芝居は正解がないから面白い世界ですね。
だからこそ、「いいね!」って言われた時はうれしいです。その時がある意味正解で、それを見いだせた時が1つの快感であって、役者をやっていきたいと思う原動力でもあります。「役者で死ねたらいいな」と思わせてくれた内容の濃い1年半でしたね。
――次は、どんな役をやってみたいですか?
ごく普通のサラリーマンや正統派の刑事もいいですけど、サイコパスとか癖のある役もやりたいですね。「花にけだもの」では、自分とかけ離れた役をやっています。365日24時間営業で、元気100%みたいな (笑)。僕と全く違う役ですけど、やっていてどんどん楽しくなってきて。その影響もあり、最近プライベートでもよくしゃべるようになりました!
――最後に、椿山翔太の注目ポイントはどこですか?
椿山翔太は、この120分間の最初と最後で全く違う顔をしているところですね。いろいろな不安を抱え挫折しながらも「写真甲子園」でさまざまなことを学んで、最終的には成長していくんです。この作品を見ていただいて、やりたいことがあるけどちょっとためらっている人の背中を後押しできたらなと思います。
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