高校3年生の卒業旅行はハワイだった夏海(川口)。父がサーフショップを経営していて家にはいつも父の仲間や幼なじみの涼介がいたのだが、海は苦手で、本当はイタリアに行きたかった。
そんな夏海は、ハワイで拓馬に出会う。すっかり意気投合し、彼にドキドキと胸の高鳴りも感じていた。帰国してからも連絡を取っていたが、大学生になり、父の病気が発覚してからは音信不通になってしまう。
父は昔から夏海に元気がないと見るやパンケーキを焼き、喜ばせてきた。そんな父が作る特別な“世界一おいしいパンケーキ”を、初めて自分が父に焼くことに。
夏海が作ったパンケーキを「おいしい」と食べるものの、それからほどなくして父が亡くなってしまう。
そしてある出来事をきっかけに、夏海は拓馬に会うためハワイへ。再び会えた拓馬は、夏海を「お気に入りのお店」に連れて行ってくれることに。
その店で食べたパンケーキの味が、父のパンケーキとそっくり。なぜか分からないが、この“幸せの味”をたくさんに人に味わってほしいと夏海は思うようになる。
そこで夏海はオーナー夫婦に「このお店を継がせてください!」と言いだす。つらい道が待ち受けているかもしれないことを知りつつ、夏海は生まれて初めてかなえたい夢を見つけ、夢の実現へ奔走する…。
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