BS11では12月9日(土)夜8時より、開局10周年特別番組「北斎ミステリー~幕末美術秘話 もう一人の北斎を追え~」を放送。その合同インタビューが11月13日(月)に行われ、内田恭子(番組ナビゲーター)、安村敏信(信州小布施北斎館館長)、長嶌有香(BS11プロデューサー)が出席した。
この「北斎ミステリー―」は、BS11では初となる美術ミステリー番組。江戸の世を代表する絵師・葛飾北斎を取り上げ、北斎と西洋絵画の関連など「北斎にまつわる謎」を、オランダやフランスなど国内外の美術館への徹底取材からひもといていく。また、番組後半では同じく絵師であった北斎の実の娘・応為にスポットを当て、「父と娘の絆」にも迫る。
番組収録を終えてインタビューに登場した内田は、「このお話しを頂いた時に、北斎について大した知識もないので『大丈夫かな?』と思ったのですが、この番組で北斎や作品について学び、その魅力を素直に感じることができたので、非常に楽しく有意義な時間でした」と感想を述べた。
番組内でも着用している、この日の着物については「この柄も実は北斎がデザインしたものなんです。こういった形でも北斎の功績が生きていて、北斎を身近に感じられることができました」と、北斎とのつながりを明かした。
自身の考える北斎の魅力について問われると、「すべてが明らかにされておらず、ベールに包まれている部分がまだまだたくさんある部分です。この番組でも、オランダなど世界中からピースが集まって仮説が出来上がっていくその過程が、『まさにミステリーってこのことなんだな』と感じられてとても楽しかったです」とコメント。
また、インタビュー後半には、内田が息子の希望で「ゴッホとゴーギャン展」を一緒に見に行ったというエピソードも。内田は「この『北斎ミステリー』も子どもと一緒に見て、いろいろな話をしたいなと思います」と語っていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)