綾小路きみまろが妻も知らないコレクター人生を赤裸々告白

2017/11/15 06:00 配信

バラエティー

とにかく大きいものが欲しくなる、骨董マニアの綾小路きみまろ(C)テレビ朝日

11月18日(土)に放送される「世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団 2時間スペシャル」(テレビ朝日系)で、綾小路きみまろの新コーナーがスタートすることが分かった。

綾小路きみまろが直撃調査 妻も知らない博物館」と題して、自らも骨董品コレクターであるきみまろが、好きな物を収集し過ぎて家が“私設博物館”のようになっているコレクターの家を訪問。

妻に収集癖を理解してもらえず、何かと肩身の狭い思いをしながらも、コレクションを続ける世のオジサマたちの気持ちを面白おかしく代弁しながら、夫婦の橋渡し役を果たしていく。

新コーナーのスタートを記念し、きみまろが番組のインタビューに応じ、妻に怒られまくりのコレクター人生について、赤裸々に語った。

瀬戸物やガラス、火鉢、果ては浮世絵まで。そのコレクション数は“3000点以上はあるかも”というほどだが、当初は妻に内緒だったとか。

きみまろは「妻には絶対理解してもらえませんからね(苦笑)。だって、骨董品の大半は誰が使った物かも分からないでしょ? それが骨董品の魅力なんだけど、妻には気持ち悪がられちゃいますから。だからね、コソコソ隠れて、ライブで地方へ出張するたびに骨董品店で買ってたんですよ」と明かす。

買った物を保管するのにも、ひと苦労したようで「小さい物は家に持って帰ってたんですよ。買ったのがバレて怒られないように、妻には“貰い物だ”とうそをついてね(笑)。で、大きい物は山梨県・富士河口湖町にある自分のお店に送り、3年後には倉庫の骨董品がはみ出てシャッターが引っ掛かるくらい、物が増えていましたね!」と、振り返る。

できるだけ妻の気持ちを逆なでしないよう、コレクター人生を歩んできたきみまろだが、怒られることも多々あったそうで「一番怒られたのが、等身大、しかも黄金の七福神を買ったとき。鹿児島県の骨董品店で写真を見せられた瞬間、“うわ~!欲しい”と思いましてね。お金が足りないのに、買っちゃったんですよ…。しかも怒られたくないから、妻には“30cmくらいで、あなたの膝に乗るくらいの、かわいい七福神なんだよ~”と、うそをついちゃいまして…」と驚きの事実を打ち明ける。

しかし、そううまくはいかず「後日、白い布でグルグル巻きにされた大きな七福神が、10トン車に乗って家に運ばれてきたわけです。でも、届いちゃったら、もうどうにもならないでしょ?(笑) 妻には素直に“申し訳なかった!”と謝りました。向こうはもう、付ける薬がないな…と、怒りであぜんとしていましたね」と苦笑い。

その後、妻に対する申し訳なさから、“何とかこれを生かしたい”と思ったきみまろは「富士河口湖町に寄贈したんですよ。今は“河口湖黄金の七福神”として湖畔に点々と置かれて、観光名所になってるんです。頭がツルツルの布袋尊だけは一番のお気に入りだったものですから(笑)、私が経営する『きみまろ茶や』の敷地内に置いてあるんですけどね」と、“有効活用”できたようだ。

骨董品を巡って妻とはいろいろあったというきみまろ。それ故に「だから、肩身の狭いコレクターのお父さんたちの気持ちが分かるし、奥さまとの仲を取り持ってあげたい!」という思いは強いよう。

続けて「全国のコレクターお父さん、ぜひ番組までご連絡ください。“あなたも大変ね”、“私も大変ね”なんて慰め合いながら、“同志”の時間を共有しましょう!」と呼び掛けた。

なお、新コーナー第1回では、収集歴65年の鍵コレクターの家を訪問。妻にはとても値段を言えないような高価な鍵を含む、自慢の4品を紹介してもらいながら、コレクター談義に花を咲かせる。

果たして、きみまろはそんなコレクターの妻に、旦那の鍵コレクション継続を認めさせることができるのか?