くりぃむしちゅー・有田哲平とネプチューン・堀内健が出演するテレビ東京のバラエティー「アリケン」の司会を務める大橋未歩アナウンサーが、共演の有田がレギュラー出演している日本テレビ系の「世界一受けたい授業」にゲスト出演。局の垣根を越えたこの企画を「週刊ザテレビジョン」が密着取材し、2月17日(水)に発売された本誌8号の首都圏版で掲載した同インタビューの完全版と、日本テレビ新入社員・ダベアとの撮影裏話を併せて紹介する。
――「世界一受けたい授業」の総合演出の方からの熱いラブコールで、今回の企画が実現したって本当ですか?
冥土の土産じゃないけど、最初で最後だろうから、日本テレビさん懐深いな〜って、じゃあその懐に甘えちゃいますって気持ちでした。
――出演してどうでした?
テレビ東京のアナウンサーが(日本テレビに)いるのは絶対的におかしいので、言い訳しないでおこうって思って、まずは番宣(番組宣伝)しました(笑)。言っちゃった方が、気が楽ですしね。でも、緊張でずっと声が上ずってました。「これで合ってますか? 大丈夫ですか?」って、ずーっと校長先生(堺正章)の顔色をうかがってました。普段パネラーの立ち位置になることがないので、どの程度前に出ていいのかっていうことが分からなくて。で、結論はおとなしく。でも、心の中では最大限のリアクションをしてました(笑)。
――有田さんはいつもと違いましたね?
そうですね。孤独感…。やっぱり今日は、日本テレビの人気ゴールデン番組の有田さんでしたね。「アリケン」とは違うのはわきまえていたつもりなんですけど、有田さんからの壁をかなり感じました。必要以上に寄ってくんなよって感じました。一定以上の距離は保たれてました(笑)。
――アリケンプロデューサーの伊藤(隆行)さんたちの付き添いは励ましになりましたか?
励ますどころか、伊藤プロデューサーは“写メ”をずっと撮ってました。なんかニヤニヤしてました。「伊藤さん今日何しに来たんだろう」っていう感じです。でも、終わった後に、「出しゃばることもなく、ほかのタレントさんに迷惑掛けることもなく、良かったと思うよ」って褒められました。
――個人的にはやりやすかったですか?
やりやすいのは「アリケン」の方かもしれないですけども、セクハラが…。ホリケン(堀内)さんがアリケンにはいらっしゃるので(笑)。「世界一受けたい授業」の方を希望したいです(笑)。
――自己採点は何点?
じゃー、もう100点で。日本テレビさんのお気持ちがうれしかったんで、精いっぱいやれました。
――次は先生役で呼ばれたらどうしますか?
語れることが全然ないんですけど…。デンジャラス芸人さんの扱い方とかなら! ホリケンさんを筆頭に「アリケン」にすごく鍛えられて。アナウンサーの中では誰にも負けないんじゃないかなと思います(笑)。
――ほかに出たい番組はありますか?
いやぁ〜。絶対(オファーが)ないと思うんですけど、今度はホリケンさんつながりで「ネプリーグ」(フジ系)とか! でもこの緊張感は本当に胃が痛くなるので、「アリケン」みたいないい意味でのグダグダは、やはりホームなのかな(笑)。
――日本テレビでいうと「しゃべくり007」にお2人が出演されてますが…。
あの番組は遠くから一視聴者として楽しみます。いろんなことをしゃべってしまったら、アナウンサーはやっていられないと思います(笑)。
――日本テレビ新入社員・ダベアとの共演も果たしましたね。
かわいかった〜。かわいかったから密着しちゃったんだけど、「他意はございません」ってことを強調したいです。これからもテレビ東京の社員として頑張ります!
――「アリケン」に戻ってきて、有田さんはどうでした?
いつもの有田さんに戻ってました。「内輪感を出すと、ほかの出演者に申し訳ないから、必要以上にベタベタしなかったんだよ」って言われて、気遣ってくださってたんだな〜って思いました。ホリケンさんも「世界一(受けたい授業)どうだった?」って聞いてくださって、うれしかったです。
――他局の番組に出演してみて、あらためて「アリケン」スタッフに要望はありますか?
「ちゃんとしようね」って思います。「アリケン」スタッフも自ら「(世界一受けたい授業のスタッフは)ちゃんとしてる」って言ってたし。笑えないセクハラはやめよう。誰も傷つかない番組に(笑)。
――では最後に、アリケン風に、大橋さんが日テレに行ったら「●●●」になりました?
あー。日テレに行ったらどっと疲れました。アウェーなんで緊張しました。
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